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大転換点!!NATO首脳会議で北欧2か国の加盟に合意!!そして「戦略概念」で初めて中国に言及!!→外交力の強化を主張している人たちは世界の動きを知らないの???

岸田総理が我国の総理として初めて出席したNATO首脳会議。そのNATO首脳会議では歴史的な出来事があった。

ウクライナ情勢を受けて、加盟を目指していた北欧の2か国、スウェーデンとフィンランドの加盟議定書に署名することが合意されたのだ。さらにNATOは「戦略概念」を12年ぶりに改定し、初めて中国に言及したのだ。

歴史的転換点になる今回のNATO首脳会議。そして、国内に目を向けてみると、外交力の強化を訴え、脅威に対抗しようとしている政党がいる。これらの政党は世界の動きを認識していないのか。そこまで外交力を信奉しているなら、今回のNATO首脳会議の内容について抗議声明でも出してもらいたい。

歴史的転換点となるNATO首脳会議

初めて我国の総理が出席するということもあり、注目度も高い今回のNATO首脳会議。その会議では歴史的な出来事が2つもあった。1つは加盟、もう1つはNATOの行動指針を示す「戦略概念」の改定だ。

北大西洋条約機構(NATO)は29日、マドリードで開幕した首脳会議で、北欧のスウェーデンとフィンランドの加盟議定書に署名することに合意した。

(中略)

会議では、向こう10年間のNATOの行動指針を示す「戦略概念」も12年ぶりに改定。ロシアを安全保障への「最大で直接的な脅威」と位置付け、欧州東部を中心にNATOの防衛態勢を長期的に大幅増強することを確認した。さらに覇権主義的な動きを強める中国に初めて言及し、「野心と威圧的政策は、われわれの利益や安保、価値観に挑戦している」と指摘。ロシアに次ぐ戦略の柱に据え、対抗姿勢を明確にした。
(略)


(出典 NATO)

引用元 北欧2国加盟に合意 「中ロ対抗」明確化、新戦略策定―NATO首脳会議

ウクライナ情勢を受けて、北欧2か国の加盟に合意。さらには中国を初めて「戦略概念」で名指しし、しかも、ロシアに次ぐ戦略の柱に据えたのだ。

中国の覇権主義的な動きは、南シナ海諸国、そして我国だけではなくNATOでも脅威と明確に認識されたのだ。

大きく動く国際情勢。こうした動きについていけないのか。外交力を信奉している勢力が我国には少なからず存在している。

与野党の幹事長が出席した26日のNHKの番組では次のような発言が野党幹事長から飛び出している。

これに対し、立民の西村智奈美幹事長は「対話外交、平和外交で有事が起きないようにすべきだ」と反論し、共産党の小池晃書記局長は「『軍事対軍事』の危険な道に進み、暮らしも押しつぶす大軍拡に反対だ」と強調した。れいわ新選組と社民党も増額に反対した。西村氏らは財源の明示を要求したが、茂木氏は「予算編成の中で組み立てる」とするにとどめた。

引用元 自公維国、防衛力強化を主張 立共「外交で対応」【22参院選】

何と、だ。世界が大きく動いている中、防衛力の強化に否定的な姿勢を示しているのだ。立憲民主党の西村幹事長は「対話外交、平和外交で有事が起きないようにすべきだ」と語っているが、理想だけでは国を守れないことはウクライナを見ればわかるはずだ。

それに、我国の外交をめちゃくちゃにした悪夢の民主党政権の後継政党が「外交」を訴えたところで何一つ説得力がない。

大きく変わる国際社会。我国が孤立することがないように、岸田総理には万全の策を講じてもらいたい。

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