矛盾!6月10日の毎日放送「99%の確率でプーチン大統領が6月末までに辞任する!」→7月4日になってもプーチンは辞任していませんよ!!どうしてなの???
MBSは、あのTBSの関西での子会社のテレビ局だ!
そのMBSが6月10日の放送で、99%の確率でプーチンは今月中に辞任すると大学教授に発言させたのだ!!
しかし、既に7月4日の本日になっても、プーチンが辞任する気配はない。MBSと発言された大学教授は、説明とお詫びをするべきではないのか???まさか1%が的中したとでも言うのか???
矛盾!6月10日の毎日放送「99%の確率でプーチン大統領が6月末までに辞任する!」→7月4日になってもプーチンは辞任していませんよ!!どうしてなの???
TBSの子会社のMBSは、6月10日、【専門家が独自予測】『99%の確率でプーチン大統領が6月末までに辞任する』中村逸郎名誉教授が読み解くロシアの“3つの兆候”などと報じた!!
しかし、だ。7月4日になったが、今もプーチンは大統領だ。政権崩壊の兆しは全くない。
MBSの放送では、プーチンと国民のやり取りをテレビ中継する「国民対話」が今年は開催が未定であること、メドヴェージェフ前大統領やラブロフ外相が政権末期を思わせる発言をしていること、政権崩壊に対応する国の体制づくりが99%の根拠だそうだ。
しかし、どれも政権崩壊の根拠としては、理解に苦しむ。国民対話がないのは、キエフもハリコフも落とせず、苦戦しているからかもしれないし、これで辞任するとは思えない。ましてや誰もハリコフの戦況を正しく把握するのは困難だ。ウクライナもロシアも正しい情報を発信していないかもしれない。
政権幹部の発言も、別に政権末期とは思えない。彼らが過激な発言をするのは、昔からだ。政権崩壊に対応する国の体制づくりとやらも、集会禁止や治安当局部局設置の動きがあることを根拠にしているが、こんなのは、戦時中の国家として当然だ。
どれも根拠が薄いように感じるし、実際、プーチンに99%辞職するような兆候は、なかったと感じてしまう。
学者としての発言は、ご自由だが、どうしてMBSは、こうした主張をパネルまで作って、そのまま放送してしまったのか??MBSは、ここまで明言した以上は、1%が実現した理由を検証する番組をやるべきではないのか???もっと慎重に証拠を集めて発言すべきでないのか?
少なくとも、だ。99%発生するとした事態が発生しなかった、お詫びをするべきだろう。こうした煽るような報道を、公共の電波で行ったMBSは、深く反省するべきだ。MBSの猛省を望む。
そしてこれは多くの我国メディアに言えることだ。多くの「専門家」と呼ばれる人々は、確実な証拠がないと思えてしまうことをどうして断言できるのかと思うような勢いで分析をして発言をしている。そう見えてしまう。
もっとしっかりと取材をして証拠を集めて報道すべきだ。そして国民もただのものはなく、正しい情報を掴みたければお金も必要なことを考えてメディアと向き合うべきだ。