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自民・麻生氏「弱い子がいじめられる。強いやつはいじめられない。国も同じ」⇒野党「いじめられる側が悪いのか?」⇒そんなこと一言も言ってません




野党の方々がまたも自民党の麻生太郎副総裁の発言を巡って言葉狩りだ。

麻生氏は街頭演説で「子どもの時にいじめられた子、弱い子がいじめられる。強いやつはいじめられない。国も同じ。強そうな国には(戦争を)仕掛けてこない」と語った。

 自民党の麻生副総裁は4日、千葉県市川市の街頭演説でロシアによるウクライナ侵略に触れ、「子どもの時にいじめられた子、弱い子がいじめられる。強いやつはいじめられない。国も同じ。強そうな国には(戦争を)仕掛けてこない」と語った。そのうえで「やり返される可能性が高いと思われて初めて抑止力(が働き)、戦争が起きなくなる」と述べた。

自民・麻生副総裁「弱い子がいじめられる、国も同じ」…ウクライナ侵略巡り発言

麻生氏は戦争抑止の理論を一般論に例えて国民に分かりやすく説明しただけだ。しかし、野党はこの発言に対して批判をはじめ、中には「いじめられる側が悪いのか」と言い出す人もいた。論点のすり替えもいい加減にすべきだ。

「いじめ問題が深刻な中で、例えが相応しくない」という批判ならまだ納得できるが、「いじめられる方が悪い」など麻生氏は一言も言っていない。麻生氏はいじめられない強い日本にならなくてはいけないと言っているのだ。

先ほども言ったが、国防論を一般論に置き換えた方が国民が理解しやすいからそうしただけだ。いじめで例えたらいけないというのなら、電車内でタバコを吸う人を一般の方が注意したら攻撃されるかもしれないが、2mを超えるプロレスラーみたいな強そうな人が注意したら攻撃されないだろう。これと同じことを麻生氏は言っているだけだ。

米山氏は「強い人が突如標的になる」と興味深い指摘をしているが、アメリカや中国やロシアに単独で挑む国はないだろう。ただ、その指摘も一理あり、国防に置き換えるとそれが安全保障条約だ。強いいじめっ子に立ち向かうには、一人では到底勝てないが、みんなで「やめてよ」と声をあげればいじめっ子もひるんで攻撃しないだろうし、時には立場が逆転するときもある。だからいじめは孤立している大人しい人が標的にされやすい。日本も国防強化と並行して、国際社会から孤立しないように他国との安全保障強化や外交に励んでいるのはそのためだ。逆に、その安全保障の枠に入っていなかったからウクライナは侵略を受けたのだ。

これで解ると思うが、確かにいじめ問題については敏感に配慮しなくてはいけないが、いじめの問題に置き換えると非常に分かりやすいのも確かで、国民に伝わりやすい。そして、しっかり国民に伝えることも政治家の役割なのではないだろうか。







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