大正論!立憲民主党・福山哲郎氏「宗教団体ばかりのせいだとするのは事の本質を見間違うのではないかという気もする。我々が軽々に語ることではないと思います」と民主政治家の模範を示す!!
立憲民主党の福山前幹事長が大正論だ!!
これまで、福山前幹事長の言動を批判もしてきたが、今回は、さすがベテランの政治家だと感じさせられた。
今、多くの野党政治家などがテロリストの主張をそのまま鵜呑みにして、統一教会の問題を騒いでいるが、これに福山前幹事長は、疑問を投げかけ、民主政治家の模範を示したのだ!!
大正論!立憲民主党・福山哲郎氏「宗教団体ばかりのせいだとするのは事の本質を見間違うのではないかという気もする。我々が軽々に語ることではないと思います」と民主政治家の模範を示す!!
立憲民主党の福山哲郎前幹事長は、7月17日、読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演し、安倍元総理暗殺事件に対し、政治的には対立したとしながらも、「安倍元総理がいかに無念であったか、我々が想像できないような無念さだと思う」と悼んだ。(参考)
そして、福山前幹事長は、この番組内で「本当の深層心理のところで一体何が動機だったのかは、あまり表面上の宗教団体だとかそういったことで、宗教団体ばかりのせいだとするのは事の本質を見間違うのではないかという気もする。我々が軽々に語ることではないと思います。」と指摘したのだ!!(参考)
これは、大正論で有ろう。今、多くのジャーナリストやメディアや野党議員は、暗殺犯の主張が本当の動機として、統一教会を叩いているが、それは安直そのものだ。
福山幹事長も、選挙中に殴られたことで危機感を抱いたように、今回の選挙は、我国の民主主義が危機に瀕していると理解すべきなのだ。宗教団体ばかりのせいだとするのは事の本質では、ないのだ。
実際、元東京地検特捜部副部長として、多くの犯罪者を取り調べた若狭勝弁護士も、以下のように指摘している。
「私の検事としての経験上、容疑者が犯行動機について事件直後からペラペラしゃべるというのは、どうも引っかかります。また、警察の動機についての認定も少し早すぎるように感じています。これは一般論ですが、犯行に至ったある動機を隠したい場合、違う動機を話し出す犯人が多いとされています。
首相経験者が白昼堂々銃撃されて亡くなったという戦後史に残る大事件です。山上容疑者は、“家庭連合の信者だった母親が多額の寄付をして家庭がめちゃくちゃになった”などと明かしていたとのことですが、政治的な思惑がなかったのか、徹底的に調べる必要があります。」
(出典 若狭勝氏TWITTER)
その通りだ!
今回の事件は、戦後最大の民主主義へのテロと言うべきだ。暗殺犯のアカウントとされるTWITTERも読んだが、安倍元総理への敵意を急にむき出しにしており、本当に単独犯なのか、そして、誰か犯人を教唆した人間がいたとも思えてしまう。
どうして、5.15事件以来の総理経験者暗殺にもかかわらず、犯人の主張をうのみにし、犯人の願いを結果的にかなえるような言動をしているのか、理解に苦しむ。統一教会は批判されるべきであろうが、それを安倍元総理暗殺と結びつけることは、間違っている。
今、統一教会=安倍元総理暗殺を結び付けて論じている人々は、福山前幹事長の「本当の深層心理のところで一体何が動機だったのかは、あまり表面上の宗教団体だとかそういったことで、宗教団体ばかりのせいだとするのは事の本質を見間違うのではないかという気もする。我々が軽々に語ることではないと思います。」と言う発言を繰り返し読むべきだ。
今回の福山前幹事長の発言には、敬意を表したい。