抜群の外交手腕を発揮し、我国の国際的な地位を高めた安倍元総理!!今こそ、安倍元総理の偉業を後世に伝えよう!!
安倍元総理も逝去について、世界中から哀悼の意が届いている。一国の総理経験者の暗殺という事態に世界が嘆き悲しんでいるわけだが、これも安倍元総理が行ってきた外交が如何に各国から信頼されていたかの証左だ。
安倍元総理が思い切った手に出た相手がトランプ前大統領だ。大統領選の大方の予想に反して当選を果たしたトランプ前大統領。世界各国がどのように外交をするのか悩んでいる中、真っ先に動いたのが安倍元総理だった。
トランプ前大統領が信頼を寄せていた安倍元総理。その関係の構築には安倍元総理の心遣いがあったのだ。
評価される安倍元総理の外交手腕、その核心部分は心遣い!!
総理在任中、多くの成果をあげてきた安倍元総理。その成果の1つが外交だ。安倍元総理の外交を語る上で欠かすことができないトランプ前大統領の存在。
その安倍元総理とトランプ前大統領の関係について次のように安倍元総理の外交手腕を評価する声が上がっている。
2016年11月のアメリカ大統領選は、大番狂わせだった。大本命だった民主党のヒラリー・クリントン氏に、当初は泡沫候補とみられていた共和党のドナルド・トランプ氏が圧勝。外務省はトランプ氏の勝利を予想しておらず、日本の対米外交はスタートから立ち後れて混乱した。だが、安倍氏はすぐにニューヨーク市にあるトランプタワーを訪れて、外国首脳として初めてトランプ氏との面会を果たした。
安倍首相はトランプタワー訪問の手土産として、日本製ドライバーを持参した。トランプ氏が大のゴルフ好きであることをリサーチしており、次の会談をゴルフ付きでやりたいという意志を示せる。この細やかな心遣いは、安倍外交のひとつの特徴となっている。
(大統領就任前に面会 出典 外務省)
多くの国がヒラリー・クリントン氏の当選と見込んでいた2016年のアメリカ大統領選。大方の予想に反して当選したトランプ前大統領に対して、我国の外交が立ち遅れるのは明白だった。
しかし、だ。その後の安倍元総理とトランプ前大統領との関係性を見れば、我国が諸外国に比べて遅れをとったということはなかった。
これも安倍元総理がトランプ前大統領に見せた心遣いの結果だ。このトランプ前大統領の心を掴んだ心遣いだが、安倍元総理はアメリカという大国の大統領だから行った訳ではないのだ。
ニュージーランドのアーダーン首相も安倍元総理の心遣いに魅了された一人だ。アーダーン首相は安倍元総理の暗殺について自身のフェイスブックに次のようなコメントを投稿している。
ニュージーランドのアーダーン首相は、自身のフェイスブックで「日本の安倍晋三元総理が集会で銃撃された後に死亡したというニュースを見て、本当にショックを受けています」「彼は常に集中していて思慮深く、また、寛大でした。最初の二国間会談の後、公式写真の撮影を待っていた際、安倍元総理が、私の猫が死んだことを『残念に思う』と言ってくれたことを覚えています」「日本の総理大臣を最も長く務めた安倍元総理、その喪失感を多くの人々が深く感じることでしょう」などとコメントしました。
(出典 外務省)
相手を問わず、心遣いを忘れなかった安倍元総理。TPPといった難題やクアッドといった新たな枠組みを実現できたのは、安倍元総理の先見性、そして忘れることなかった心遣いがあったからこそ成し得たのだ。
そして、安倍元総理がトランプ大統領の暴走を抑えたからこそ、国際社会は安定したのだ。
我国を今後も支えてくれるはずだった安倍元総理、その想いを岸田総理には受け継いでもらいたい。そして、岸田総理に続く政治家にも受け継いでほしいものだ。安倍元総理の外交は、我国の政治家全てのお手本だ。