【順番が違うでしょ?】韓国外交部長官「徴用問題に対する具体的な解決策提示が首脳会談の前提条件」「誠意を持って呼応する措置をしてほしい」
韓国外交部の朴振長官が、元徴用工問題に対する具体的な解決策を提示することが日韓首脳会談の前提条件だと主張した。朴長官はさらに「日本もこれに誠意を持って呼応する措置をしてほしいと促した」と述べていた。
外交部の朴振(パク・チン)長官が韓日首脳会談と関連し、韓日強制徴用問題に対する具体的な解決策提示が会談の前提条件だと確認した。
朴長官は25日の国会対政府質問で、「強制徴用に対する具体的解決策提示が韓日首脳会談の前提条件ではないのか」という与党「国民の力」のユン・サンヒョン議員の質問に対し、「そうだ。今回(日本の林芳正外相と)会って強制徴用問題と関連して、被害者が高齢化しており、現金化が差し迫っているためこの問題を緊張感を持って早い時期に解決できるよう最善の努力を尽くしたい。日本もこれに誠意を持って呼応する措置をしてほしいと促した」と答えた。
ユン議員が「強制徴用問題の解決策がなければ韓日関係の復元は難しい、そうでしょう」と再度尋ねると朴長官は「現在そのような状況」と答えた。
朴長官は韓日首脳会談早期成功の可否については「いつ実現するかはよくわからないが、基本的に現在の懸案問題、強制徴用をはじめとする懸案問題の望ましい解決策が用意されれば自然に韓日首脳会談も開くことができると期待する」と話した。
日本は強制徴用日本企業の賠償責任を認めた2018年の大法院(最高裁)判決に対する解決策提示と慰安婦問題と関連した2015年の韓日合意復元などを関係回復の条件としている。
首脳会談で解決策を提示するという。ありえない話だ。順番が違う。まずは事務レベルでの協議で解決策を提示し、日本が納得いったらそれを実践してからの首脳会談だ。これは、徴用工問題だけではなく、慰安婦問題や、レーダー照射問題など、両国間の懸念になっていることすべてにいえることだ。
外務省はこんな口車に絶対乗ってはいけない。