立憲民主党・小川政調会長「国民統合の象徴たる国会の美しい伝統がまた一つ失われる。」→国民統合の象徴は、天皇陛下ですよ!!国会は、国権の最高機関ですよ!!憲法を読み直されては??
立憲民主党の小川淳也政調会長が、安倍元総理の弔辞を与党議員が読み上げることに対し、「国民統合の象徴たる国会の美しい伝統がまた一つ失われる。」とTWITTERで批判した!!
しかし、だ。日本国憲法を読めば分かるように、国民統合の象徴は、天皇陛下以外にない!国会は、国権の最高機関でしかなく、これを天皇陛下と同じ役割だと憲法上根拠のない表現をするのは、問題ではないのか???
立憲民主党・小川政調会長「国民統合の象徴たる国会の美しい伝統がまた一つ失われる。」→国民統合の象徴は、天皇陛下ですよ!!国会は、国権の最高機関ですよ!!憲法を読み直されては??
立憲民主党の小川淳也政調会長は、7月26日、TWITTERで安倍元総理の弔辞を与党議員が読み上げることを批判した。
与党の弔辞は野党が。野党の弔辞は与党が。国民統合の象徴たる国会の美しい伝統がまた一つ失われる。本当に残念。https://t.co/4EEyuz1UHP
— 小川淳也|立憲民主党政調会長・衆議院議員(香川1区) 🚲 (@junyaog) July 26, 2022
しかし、だ。小川政調会長は、「国民統合の象徴たる国会の美しい伝統がまた一つ失われる。」としている。
日本国憲法上は、国民統合の象徴は、天皇陛下だけしか書かれていない。そもそも、国会が「象徴」ならば、天皇陛下と同じく統治権を有さない事に成ってしまう。憲法学の議論では、天皇陛下は、「象徴」であるが為に統治権を持たない事に成っている学説もある。
そして、憲法上は、「国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。」とされている。つまり、国会は国の最高権力を司る機関であって、国民統合の象徴ではないのである。
一体、小川政調会長は、どのような憲法もしくは法的根拠に基づき、国会を天皇陛下と同じ機能を有すると主張するのか??それでは、天皇陛下と自分たち国会議員が同じだと見做しているとの批判をされても仕方がない。
国会議員は、あくまでも国民の代理人でしかない!国民統合の象徴ではないのだ。弁護士会が依頼者の代理人の集合体でしかなく、依頼者らの象徴ではないのと同じだ!!
小川政調会長は、日本国憲法を読み直すなり、この新しい法解釈の根拠を説明するべきであろう。また、立憲主義を標榜する立憲民主党も、この小川氏の解釈が合憲なのかを説明すべきだ。