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追悼演説に立民議員がお怒りのご様子だが、文句を言うのなら馬淵氏に言っては? 一方、泉代表は「元総理への追悼なら与野党関係なく総理・議長経験者による演説にすべき」とまともな意見




立憲民主党の蓮舫議員が安倍元総理の衆院での追悼演説について、甘利明氏が行う方向で調整に入ったことにお怒りのご様子だ。

 立憲民主党の蓮舫議員が27日、ツイッターを更新。自民党の安倍晋三元総理の衆院での追悼演説について、甘利明前幹事長が行う方向で調整という報道に「野党第1党の党首が演説を読む通例さえも無視」と怒りをにじませた。

総理大臣経験者が亡くなった場合、野党第一党の党首クラスが追悼演説をするのが慣例とされており、蓮舫議員はそれを報じたネット記事を添付。甘利氏は安倍氏の盟友とも言われており、添付された記事には昭恵夫人の意向もあるとしている。

蓮舫議員は「国葬についても未だ国会での審議も拒否している上に、追悼演説は夫人の意思を尊重し盟友に、と」と切り出し「首相や首相経験者が亡くなった場合、野党第1党の党首が演説を読む通例さえも無視」とつぶやいている。

引用元 蓮舫氏 安倍氏追悼演説に甘利氏報道で「通例さえも無視」と怒り

小川淳也政調会長も次のようにツイートしていた。

だが、追悼演説について自民党から立憲民主党に提案したが、国葬を巡ってごねだして取りつく島を与えなかったのは立憲民主党側ではないのか?

 政府は26日、衆参両院の議院運営委員会理事会で、臨時国会を8月3日に召集すると伝達。これに先立ち、自民党の高木毅国対委員長は立憲民主党の馬淵澄夫国対委員長と国会内で会談し、会期を3日間とする考えを示した。

高木氏は追悼演説を同5日に行うことも提案したが、馬淵氏は「国葬の是非も含めて政府の説明責任が果たされていない状況で行うのは筋として通らない」と反発。馬淵氏は3日間の会期についても「到底認められない」として、両氏は折り合わなかった。

引用元 安倍氏追悼演説、自民は甘利氏で調整 「国葬」審議応ぜず、野党反発

それを今さら「通例さえも無視」とか「伝統が失われる」と文句を言うのなら馬淵国対委員長に文句を言うべきでは?ここで馬淵氏がしっかり話し合って「野党から追悼演説を行う人を出したい」とでも提案していたら通例や伝統も守られたのではないだろうか。

また蓮舫氏は「夫人の意思を尊重」に食いついているが、ジャーナリストの有本香氏は次のように述べている。

ジャーナリストの有本香氏は「安倍氏の死去には、世界各国の首脳クラスから弔意が寄せられ、その功績がたたえられている。追悼演説はそれを理解した人物が行うべきだが、立憲民主党にいるとは思えない。追悼演説には、遺族が本会議場の傍聴席に招かれる。モリカケばかりしていた野党議員が登壇すれば、遺族はどう思うだろうか。非業の死を遂げた元首相を悼み、遺族をお慰めする追悼演説であってほしい」と語っている。

引用元 安倍元首相の国会追悼演説、自民は甘利氏で調整 立民幹部から「人選再考を」 「モリカケばかりの野党議員に功績を理解している人がいるのか」有本氏

全くその通りだ。慣例よりも遺族の意思が尊重されるべきだと私も思う。立憲民主党の議員たちは文句を言う前にどのような姿勢で安倍元総理と対峙していたか振り返るべきだ。しかも、衆院議院運営委員会理事会は1998年1月、「遺族の意思を尊重」して演説者を決めると申し合わせている。

 党関係者によると、安倍氏の事務所が昭恵夫人の意向を確認したところ、甘利氏の登壇を希望したという。衆院議院運営委員会理事会は1998年1月、「遺族の意思を尊重」して演説者を決めると申し合わせている。自民の高木毅国会対策委員長は26日、国会内で記者団に「何よりも遺族の思いが尊重されるのがふさわしい」と語った。

引用元 昭恵夫人が「盟友」の登壇希望…安倍氏追悼演説に甘利氏

一方で、泉代表は次のようにツイートしていた。

これには賛同できる部分もある。だから私も岸田総理か菅前総理が麻生副総裁が相応しいと考えていた。

泉氏は国葬を巡って最初は「国葬については、その性質から厳粛におこなうものであり、元総理のご冥福を祈りつつ、静かに見守りたい」「改めて安倍元総理に深く哀悼の誠を捧げるとともに、この凶行を強く非難し、我が国の民主主義と社会の安全を守ることをお約束する」との談話を発表していたが、「国葬がふさわしいかどうか慎重に議論すべきだった。答えを出すには早すぎた」「全く同意できない。格差拡大や国会での虚偽答弁など安倍政権時代の負の部分がある」と態度を急変させていた。

甘利氏の件もそうだが、根は立憲民主党の中でもまっとうなのかもしれない。だが、周りの影響で態度を急変させているのかもしれない。もしかしたら「与野党を関係なく総理・議長経験者による演説にすべきです」から「野党にすべき」と言う意見に変わってしまうかもしれない。







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