佐渡金山の世界遺産登録を再提出!外務省は仕事したの????
岸田総理の英断によってユネスコ世界遺産への推薦が決まった佐渡金山。着々と準備が進んでいるものだと思っていたが、とんでもない事態になっていた。
なんとユネスコ側から書類に不備があることが指摘され、再提出することになったのだ。もちろん再提出となれば、世界遺産へ登録されるのが1年遅くなる。
我国はきちんとロビー活動をしていたのか?特に当初から消極的で韓国に忖度していた外務省は我国の為に働いたのか。外務省の働きを是非検証してもらいたい。
不可思議な末松文科相の説明!!
締め切りぎりぎりで世界遺産登録への推薦が行われた佐渡金山。ユネスコ側から推薦書に不備がある指摘され、再提出する運びになった。
こうした事態に陥ったことについて末松文科相が次のように説明している。
末松氏は同日、現状を首相に説明。首相は「ユネスコでの審査をできる限り早期に進め、世界遺産の登録実現に向けて全力で取り組むように」と指示したという。
末松氏によると、ユネスコの指摘を受け、自らアズレ同事務局長に書簡を送り、再考を求めたほか、義本博司事務次官をユネスコの本部があるパリに派遣し、議論を重ねてきた。
末松氏は「日本側の説明には何ら問題はなく、いまなお正しいものだと確認している」としつつ、「ユネスコの判断が変わらないことが27日夜に確認された。
(出典 文科省)
ユネスコ側から指摘されたのは「推薦書の不備」だ。推薦書に不備があるなら、書簡を送ろうが事務次官をユネスコ本部に派遣しても「不備」という事実が治癒されることはない。
そして、末松文科相が「日本側の説明には何ら問題はなく、いまなお正しいものだと確認している」と再提出を決めてもなお主張していることを考慮すると、ただの「書類上の不備」ではないと読み取れる。
今回佐渡金山の世界遺産への推薦をめぐって、隣国韓国は猛烈に反発し、ロビー活動を活発化させる意向を示していた。実際、我国が佐渡金山の世界遺産への推薦を決めた直後、韓国外相はユネスコのアズレ事務局長と会談を行っている。(参考)
その一方で我国の外務省は佐渡金山を推薦することについて消極的な姿勢に終始し、次のように報じられた。
逆に、政府与党からの批判が集まったのが外務省だ。当初、官邸側に「地元の新潟県も推薦見送りに納得している」などと事実と異なる情報を流していたことも分かり、岸田首相の激しい怒りを買った。
(中略)
外相を5年以上務めた岸田官邸ともあうんの呼吸で外交に臨めるとの自負もあったが、今回の一件で若干すきま風が生まれた。
自民党からは「外務省の事なかれ主義がぶり返した」とやっかみも受ける始末。
(中略)
別の省幹部は「不必要に重い宿題を抱えてしまった」と頭を抱える。
(出典 外務省フェイスブック)
このように「不必要に重い宿題を抱えてしまった」と佐渡金山を捉える外務省が、韓国のロビー活動に対して積極的にカウンターを行っていたとは想像し難い。
末松文科相が自ら書簡を送り、事務次官までユネスコに派遣したが、ユネスコの姿勢は覆ることがなかった。どうしてこのような事態になったのか詳細な説明を文科省には求めたい。そして外務省がちゃんと働いていたのか否かも林外相に説明を求めたい。外務省が良い仕事をしたことなどこれまで聞いたこともない。岸田政権はこの腐った外務省をこのまま放置されるのか?国民はしっかりと見ている。