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林外相、ペロシ米下院議長の訪台に「コメントする立場にない」⇒ネット「コメントする立場だろう」「台湾海峡の平和と安定について言うべき事もなし?」




林芳正外相が、ナンシー・ペロシ米下院議長が台湾を訪問することについてコメントを求められると「日本政府としてコメントする立場にない」と述べたうえで、「一般論として申し上げると、わが国としては米中両国の関係の安定は国際社会にとっても極めて重要である」と語った。

林芳正外相は2日の記者会見で、アジア歴訪を開始したペロシ米下院議長が同日夜にも台湾を訪問するとの観測が強まっていることについて、「日本政府としてコメントする立場にない」と述べた。その上で、「一般論として申し上げると、わが国としては米中両国の関係の安定は国際社会にとっても極めて重要である」と語った。

ペロシ氏の訪台をめぐっては、中国外務省の趙立堅(ちょう・りつけん)報道官が1日の記者会見で、「中国の内政に対する乱暴な干渉で、中国の主権と領土保全を深刻に損なう」と述べ、反発を強めている。

引用元 林外相、ペロシ氏訪台「コメントする立場にない」

ペロシ議長の訪台は、インド太平洋地域における米国の戦略的関与を強めるためのものとされていて、台湾海峡の平和の重要性を訴えている日本政府と一致しているはず。日本も、安倍元総理が死去して、台湾とのパイプが弱まることを回避するために超党派の議員団が台湾を訪問し、台湾重視の姿勢を示した。それなのに外相がコメントする立場にないというのは不満しかない。外相こそがコメントする立場だと考える。ましてやアメリカは同盟国だ。

SNSでも不満があがっている。

一方では、「中国との対立を煽るだけだから、余計なことを言わない方がいい」といった意見もあった。確かにうなづける面もあるが、日本が「台湾有事は日本の有事」と考えるのなら、まずはその姿勢をはっきり示さなくてはならないと考える。台湾海峡の平和を重要視するのなら、日米台が連携して中国に向き合うことが重要ではないだろうか。

松野官房長官も記者会見で「コメントする立場にない」と述べていたが、せめて「自由で開かれたインド太平洋」と「台湾海峡の平和の重要性」には触れてほしかった。







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