自民外交部会、外務省に「ASEAN関連外相会議での日韓外相会談に応じるべきではない」と伝える
自民党外交部会は、ASEAN関連外相会議に合わせた日韓外相会談には応じるべきではないと決議し、外務政務官に伝え、くぎを刺した。
理由として、韓国軍の竹島周辺での訓練と、無許可の調査船の航行を問題視したためだ。
自民党の外交部会と領土に関する特別委員会は3日の合同会議で、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議に合わせた林芳正外相と韓国の朴振外相との会談は認められず、応じるべきではないと決議した。
島根県・竹島周辺での韓国軍の訓練や韓国調査船の航行を受けたもので、合同会議に出席した三宅伸吾外務政務官に伝えた。
【反日無罪の悪い癖、甘えを許してはいけない→日韓外相会談に反対 竹島訓練、調査船に反発―自民外交部会 】
日本なら許してくるは通らない。懸案解決の為の日韓外相会談を求めておきながら、一方で主権侵害行為を繰り返す韓国。目先の成果の為に主権侵害を許す日本ではダメ https://t.co/MGgTPExer7— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) August 3, 2022
理由はまだある。佐藤正久外交部会会長は、韓国の朴振外相が1998年の日韓共同宣言に明記された「痛切な反省と心からのおわび」の精神を継承するよう日本側に求めたことに反発していた。
【はぁー?何故ASEAN外相会合の前に言うのか?まさにデジャブ→「反省とおわび」見解継承を 日本側に提起―韓国外相】
竹島の領海侵入もあるし、軍事訓練も敢えてこのタイミングでやるのか?支持率が下がると反日行動は定番? https://t.co/wb3HvhBJba— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) August 1, 2022
このような状態で、日韓関係回復を前提とした会談に応じるということは、日本が譲歩したと韓国側は受け取る。さらに甘えてくるのは目に見えてる。
日韓請求権協定と日韓合意の履行、竹島問題の解決、レーダー照射問題について事実を認め再発防止の説明と徹底、これらについて結果を出さない限り関係改善に向けた会談などとんでもないことだ。
自民党外交部会がまともに機能していて、外務省に提言しているのが救いだ。