プーチン大統領「西側諸国がNATOのようなシステムをアジア太平洋地域に拡大しようとしている」と警戒
ロシアのプーチン大統領が「西側諸国が「北大西洋条約機構(NATO)のようなシステム」をアジア太平洋地域に拡大しようとしている」と警戒感を示した。
また、ウクライナ侵攻が長期化している原因が米国あるかのような発言もしていた。
ウクライナを侵略するのをやめればいいだけの話だ。勝手に攻め込んでおいて、「米国が紛争を長引かせようとしている」などとよくも言えたものだ。
ロシアのプーチン大統領は16日、西側諸国が「北大西洋条約機構(NATO)のようなシステム」をアジア太平洋地域に拡大しようとしていると述べた。
モスクワの国際安全保障会議で歓迎の辞を述べた際の発言。米国がウクライナ紛争を「長引かせ」ようとしているとも主張。今月のペロシ米下院議長の台湾訪問は「完全に計画された挑発」だとの認識も示した。
NATOとアジア太平洋地域の国が関係強化を図っていることについては、中国も相当警戒している。
北大西洋条約機構(NATO)が中国の脅威を念頭に、アジア太平洋地域のパートナー国と関係強化を図っていることについて、中国メディアは「狼(NATO)を部屋に引き入れるな」などと反発している。習近平政権は、ウクライナ侵攻を契機に強化されている西側諸国の連携が自国の周辺国にまで及ぶことを強く警戒している。
「近年、NATOは地域を乗り越え、集団で対抗しようと吹聴している」
中国外務省の趙立堅(ちょう・りつけん)報道官は29日の記者会見で、NATO首脳会議に日本や韓国などが初参加することに警戒感をあらわにした。
引用元 中国、NATOのアジア接近を警戒
中ロが警戒しているということは嫌がっているという証拠だ。言い換えれば、されたら困るということだ。そうとなれば推進すべきの一択しかないだろう。
そんな中ロ首脳が、9月15日、16日に開催される地域サミットで直接会談する計画があることが報じられた。
中国の習近平国家主席は、来月開催される地域サミットでロシアのプーチン大統領らと会談するため、中央アジアを訪問することを計画している。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が19日、関係筋の話として報じた。
どんな悪だくみをするのやら。少なくとも、NATOとアジア太平洋地域の国が関係強化を図っていることについて対応策を協議するだろう。もう一つ、台湾有事の際のロシアとの連携についても話し合われるのではないかと思っている。
日本政府はアンテナを高く張って注視する必要がある。