旧統一教会と立民14議員関係に西村幹事長「全ての人が旧統一教会との関係だと認識していなかった」⇒党内から「知らなかったで良しとされる問題ではない」と指摘
「立憲民主党は23日、「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)と関わりがあった党所属国会議員について、枝野幸男・前代表や安住淳・元財務相ら新たに6人が判明したと発表した。関連が明らかになった立民の国会議員は計14人になった。」と読売新聞が報じた。(参考)
これについて、西村智奈美幹事長は「全ての人が旧統一教会との関係(がある団体)だと認識していなかった」と説明したが、女性自身が「そんなわけあるか」などといった納得いかないネット上のコメントを紹介した。
8月23日、立憲民主党は統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)と所属議員の接点に関する調査結果を発表した。関わりがあった議員は合計14名に上り、選挙での組織的な支援は確認されなかったとしている。
今回新たに判明した議員のうち、岡田克也元外相、枝野幸男前代表、安住淳元財務相、福田昭夫衆院議員の4人は、過去、旧統一教会と関係が深い「世界日報」にインタビューが掲載されている。また大串博志衆議院議員、古賀之士参議院議員は統一教会の関連団体の催しに祝電を送付したと発表された。
これについて、西村智奈美幹事長は23日の記者会見で「全ての人が旧統一教会との関係(がある団体)だと認識していなかった」と発言。今後はしっかりと注意すると続けた。
また、23日に西村氏は「自民党は党として調査を行っていない」と自民党を批判したが、一連の発表についてインターネット上では落胆の声が上がっている。
《認識してなかったってそんなわけあるかい。しかも14人全員が》
《叩かれそうだったから急いで調査しました感がぬぐえない》
《自民党と統一教会の癒着にあまり追及してるように見えなかったのは、身内も統一教会とつながってるからだったのか。納得》
立憲民主党議員からも「知らなかったで良しとされる問題ではない」と指摘される。
昨日立憲民主党の西村幹事長から、所属議員で統一教会と何らかの関わりがあったとする議員名を公表しました。自民党のように選挙応援はして貰っていなくとも、また知らなかったと言っても、それで良しとされる問題ではありません。またメデイアも同様です。まず全貌解明を。 https://t.co/i019zWGfjC
— あべともこ(衆議院議員・神奈川12区・立憲民主党) (@abe_tomoko) August 23, 2022
こんな意見も。
立憲が枝野前代表ら14人が旧統一教会と接点があったとの調査結果を公表。西村幹事長は「全ての人が旧統一教会の関係と認識してなかった」「名称変更で目がくらまされた。今後はしっかり注意していく」。えっ、これだけ?じゃ自民もそういうことで。
— 加藤清隆(文化人放送局MC) (@jda1BekUDve1ccx) August 23, 2022
それなら「教会と接点があった自民党議員は全て悪」とする立憲民主党もカルトです。立憲民主党に属する議員は関係があってもOK、蓮舫議員も沈黙です。嘘がバレても「知らなかった」と言えば無罪放免です。自民党議員がそんなことしたら市中引き回しの上、袋叩きにあいますhttps://t.co/hOser8VHoF
— 藤原かずえ (@kazue_fgeewara) August 23, 2022
まぁそういう話になってくるのは当然だ。
くれぐれも勘違いしてほしくないのは、判明した立憲民主党の議員たちも違法なことをしたわけではない。ただ、自民党を痛烈に批判しておいて、党内から関係がある者が発覚したら「全ての人が旧統一教会との関係(がある団体)だと認識していなかった。今後はしっかりと注意する」で済まそうとしている姿勢が非難されている。
そして、岡田氏、安住氏が新執行部に組み込まれるということで、ネット上からは「これじゃ追及できない」などといった、あきれた声が上がっている。
魔女狩りはやめて、立憲民主党が陣頭に立って、今後の対応を建設的に議論すべきではないだろうか。