パキスタン、豪雨災害で3300万人が影響、死者千人超、洪水で建物が次々と倒壊
パキスタン政府は、豪雨による影響で3300万人が影響を受けたとツイッターで報告。今回の豪雨は、通常の降水量を784%も上回っているそうだ。(※衝撃的な映像なので閲覧注意)
パキスタンで史上最悪の洪水が今起こっています。3300万人が影響を受けた。通常の降水量を 784% 上回っています。
このビデオは衝撃的です。 pic.twitter.com/TNb2bVXWC9
— パキスタン政府 (@PakGovJapanese) August 28, 2022
本当にこんなことが起こっているのか?と思うほど衝撃的な映像だ。
報道によると、豪雨災害はパキスタン各地で相次いでおり、直近24時間で119人が死亡、6月以降では1000人を超す死者が出ているという。
パキスタン国家防災管理局(NDMA)は28日、モンスーンによる豪雨に伴う洪水で、6月からこれまでに1033人が死亡したと発表した。
国内各地で豪雨被害が相次いでおり、直近24時間で119人が死亡したという。
南アジアのモンスーンは農業や水資源の確保に欠かせないが、毎年大きな被害をもたらす。当局によると、今年はモンスーンによる洪水でパキスタン国民の7人に1人に相当する3300万人以上が被災し、住宅100万棟近くが損壊した。
NDMAは、耕作地約8100平方キロ超が冠水して作物が全滅し、道路への被害は計3451キロに及び、149か所の橋が流されたとしている。
パキスタン政府は、支援を募っている。文章を見て「ん?」と思う方もいるかもしれないが、訳した人が日本人じゃなかったかもしれないと思って流してあげてほしい。
最近の洪水の被害者を支援したい場合は、パキスタン政府が開設した 37 の銀行口座のいずれかに寄付を送ることができます。リンクをクリックしてリストを表示してください: https://t.co/AHLe9Jk67y
— パキスタン政府 (@PakGovJapanese) August 28, 2022
(出典 駐日パキスタン大使館)
日本とパキスタンの国交樹立70年を祝う式典が今年4月に行われた。この際に、岸田総理はパキスタンを「自由で開かれたインド太平洋」の一員に加えたい意思を示した。ただ、パキスタンは中国との関係も重視している。
岸田総理大臣は、パキスタンが地域の安定のみならず、国際テロ対策における最重要国の一つであり、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて協力していきたい旨述べ、この節目の年に、二国間関係を更なる高みに引き上げていくため、一層協力していく決意を表明しました。
引用元 「日・パキスタン外交関係樹立70周年」に際しての岸田総理大臣によるメッセージ及び本田外務大臣政務官のレセプション出席
日本政府は積極的に人道支援、堤防などのインフラ整備の協力をしていくべきと考える。