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中国駐ロシア大使「新時代の中露の全面的な戦略協力パートナーシップ関係の堅固な基礎をうち固め、強大な原動力を引き続き提供する」




中国がロシアとの連携姿勢を強めている。

中国は3日、「抗日戦争勝利記念日」を迎え、勝利から77年を記念する活動が各地で行われた。習近平政権は、ウクライナ侵攻後も密接な関係を誇示しているロシアと、第二次大戦の「対日勝利」をめぐっても連携姿勢を見せている。

1945年9月2日に日本が連合国に対する降伏文書に調印したが、中国は翌日の9月3日を「抗日戦争勝利記念日」としている。中国共産党機関紙、人民日報のウェブサイト「人民網」は3日、抗日戦争勝利について「極悪非道の日本軍国主義の侵略者を打ち負かした」とし「中華民族の壮挙」だと強調した。

中国メディアによると、この日は、江蘇省南京市などで記念活動が行われた。香港でも勝利から77年を記念する式典が行われ、香港政府トップの李家超行政長官らが出席した。

中国の張漢暉(ちょう・かんき)駐ロシア大使は3日までに、ロシアメディアに文章を寄せた。その中で、「アジアと欧州の2つの主戦場として、中国とソ連は第二次大戦の勝利のために消すことのできない歴史的な貢献を行った」と主張。その上で「戦火の中で築かれた友誼は、新時代の中露の全面的な戦略協力パートナーシップ関係の堅固な基礎をうち固め、強大な原動力を引き続き提供する」と強調した。

さらに、日本と米国を名指しし、「台湾問題をもてあそぶことは、第二次大戦の歴史を歪曲(わいきょく)する典型的な例だ」という主張も展開している。

引用元 中国、抗日戦勝77年記念日 ロシアとの連携も

「抗日戦争勝利記念日」というけど、日本と戦ったのは中華民国で、中華人民共和国はこの時まだなかったんだけど。

そんなことよりも中ロが戦略協力パートナーシップ関係を強めるということは、台湾進攻と日本海進出を互いに後押しするということに繋がる。台湾有事は日本有事というのは多くの人が認識していることだが、一方でロシアの左派政党が「一部の専門家によると、ロシアは北海道にすべての権利を有している」と発言している。(参考)また、ジャーナリストで拓殖大学海外事情研究所教授の名越健郎氏は「プーチン大統領は4年前、アイヌ民族をロシアの先住民族に認定すると述べており、アイヌが居住する北海道を「固有の領土」と言い出しかねない」と指摘している。(参考)ロシアが言っていることが冗談でないことはウクライナ侵攻でよくわかったと思う。

もし、台湾進攻と北海道進行が同時に行われたら、日本は対応しきれるのだろうか?

日本も米国や他の友好国と連携を深めつつ、強固な防衛力を備え、万全な安全保障環境を構築していかなければならない。







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