• HOME
  • 海外ニュース
  • トラス首相就任に中国「英国が中国に歩み寄り、両国関係を正しい軌道に沿って前進させることを望む」 なぜこんなに上から目線?香港問題で裏切っておいてよく言えるものだ!

トラス首相就任に中国「英国が中国に歩み寄り、両国関係を正しい軌道に沿って前進させることを望む」 なぜこんなに上から目線?香港問題で裏切っておいてよく言えるものだ!




対中強硬派で知られるトラス氏が英新首相に就任したことで、中国が警戒している。

中国外務省報道官が「英国が中国に歩み寄り、両国関係を正しい軌道に沿って前進させることを望む」と呼び掛けたことが報じられた。

中国外務省の毛寧報道官は6日の記者会見で、英国でトラス外相の首相就任が決まったことを受け、「英国が中国に歩み寄り、両国関係を正しい軌道に沿って前進させることを望む」と呼び掛けた。対中強硬姿勢を示すトラス氏に、中国メディアは「中英関係を緊張に陥れかねない」と警戒する。

毛氏は、英側に対し「両国関係を守り、発展させることは中英双方の共同責任で、両国人民の共同利益に合致している」と述べた。

中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は6日付で、トラス氏について「外相時代は対中タカ派で、(英保守党の党首を選ぶ)選挙では何度も躍起になって『中国脅威論』を言いはやした」と強調。同紙は5日付の社説でも「中国やロシアなどへの激しく、乱暴な言葉は憂慮を引き起こしている」と批判した。

引用元 中国、対中強硬のトラス新英首相を警戒「蜜月」遠のく

香港問題で裏切っておきながらよくも言えたものだ。

盗人猛々しいという言葉がこれほどふさわしい例はあまり見ない。しかも、「英国が中国に歩み寄れ」とは何様のつもりか。英国に歩み寄りを求めるならば、まずは中国が歩み寄るのが先だ。

ウイグル人権問題についても強く批判していたトラス首相。北京オリンピックの際の「外交的ボイコット」にも積極的だったと報じられていた。

 タイムズ紙によりますと、イギリス政府内で中国の人権問題を理由に北京オリンピックへ閣僚や政府関係者を派遣しない「外交的ボイコット」の議論が行われているということです。

特にトラス外相はウイグル族への人権侵害を強く批判していて、積極的な意向を示していると伝えています。

ジョンソン首相は選手の派遣を中止する全面的なボイコットの可能性を否定していますが、政府や与党内からの「外交的ボイコット」を求める声が徐々に高まっています。

引用元 英政府 北京五輪の「外交的ボイコット」検討か

産経新聞は「キャメロン英政権(2010~16年)下で中英関係は蜜月の「黄金時代」を迎えた」と報じているが、その時代に戻したい中国だが、トラス首相誕生はさらなる関係悪化になりかねない。

また、トラス首相は対中だけでなく、対ロシアについても同様だった。

トラス外相は、西側の同盟諸国はウクライナへの支援を「倍増」しなくてはならないと強調。「ロシアをウクライナ全土から押し出すために、これまで以上に、より早く行動し続ける」と述べた。

これは、ロシア軍について、2月24日の侵攻開始以降に占領した地域だけでなく、南部クリミアや東部ドンバス地域の一部など8年前に併合した地域からも撤退すべきとの考えを示唆したものとみられる。

引用元 トラス英外相、ロシアを「ウクライナ全土から押し出すべき」

イギリスはEUを離脱したとはいえ、ヨーロッパの中心的国家のひとつで、影響力は大きい。まさに中ロにとって厄介な人物が英首相になってしまったというわけだ。

外相時と変わらぬ姿勢でイギリスを導いてくれたら、我々からすれば頼もしい限りだ。







この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします!