ＴＢＳ、石破氏「女王様であっても議会の議決をとっている」コメントの記事を削除⇒石破氏のコメントを変えて再配信！！！どういうこと？
安倍政権時には「後ろから撃つ男」として有名だった自民党の石破茂元幹事長。このところおとなしかったと思っていたが、現れたと思ったらやっぱり「後ろから撃つ男」は健在だった。
石破氏は「今回のエリザベス女王の国葬を見ても、女王様であっても議会の議決をとっていると、それは主権者であり納税者の（国民の）了解が必要だと」と述べたという。安倍元総理の国葬儀が閣議決定されたのはおかしいと言わんばかりだ。
自民党 石破茂元幹事長
「今回のエリザベス女王の国葬を見ても、女王様であっても議会の議決をとっていると、それは主権者であり納税者の（国民の）了解が必要だと」きょうの自民党の総務会で石破元幹事長は、イギリスでは国葬に際し議会の議決を経ていると指摘。日本でも今後の国葬に際しては国会の議決を経ることなどを政府・与党として検討することを提案しました。
また、出席者によりますと、村上誠一郎元行政改革担当大臣も「国葬の決定にあたってもっと丁寧に議論をすべき」との立場を示したほか、国葬の経費についても政府の発表よりも額が増す可能性を指摘したということです。
国が違えば制度が違うのは当たり前だ。イギリスでは王室や特別な功労者であっても、国葬を行うにあたり、議会の承認が必要とされる。また、国王もしくは女王の同意だけが要件とされている「儀礼葬」と呼ばれる国葬に準じる葬儀もある。対して、日本は内閣府設置法の第4条で「国の儀式」として閣議決定すれば可能というそれだけのことだ。ここに疑問があるのなら、法制度を変えるように行動すればいい。何年議員をやっているのだろうかと思ったのだが、少々不可解なことを発見した。
上記時はライブドアから引用したもので、元はTBSが報じたものだが、今現在は削除されている。
その後、TBSは「自民党・総務会で安倍元総理国葬めぐり苦言相次ぐ 問われる岸田総理の“聞く力”」という記事を配信したのだが、石破氏のコメントが変わっていた。村上誠一郎氏のコメントは変わっていない。
石破茂元幹事長
「（岸田総理は）行政権の一方的な行使なので、国会等は関係ないんだというふうにズバッと言い切られたけれど」「今は国民が主権者であるから、主権者の代表、全国民の代表の集まりであり、国権の最高機関である国会の議決というものを今後考えていきたいというような表明があれば、ずいぶんと国民の受けとめは変わるんじゃないだろうか」村上元行革担当大臣も「国葬の決定にあたってもっと丁寧に議論をすべき」と述べたといいます。
なぜ記事を削除してコメントを差し替えて新たに配信したのだろうか？石破氏からそんなことは言っていないとクレームが来たのか？それとも、日本とイギリスでは制度が違って当たり前と気付いて、切り取った発言の違う部分をあげなおしたのだろうか？
もし、石破氏の発言をＴＢＳが勝手に編集していたのならば、石破氏の信用にかかわることだ。ぜひ説明してほしい。