「日韓首脳間の”懇談”」でごまかそうとする外務省!⇒韓国政府は「今回の懇談を略式会談と位置付けている」
外務省が、岸田総理は国連総会出席のため訪米中の米ニューヨークで、韓国の尹大統領と30分程度の「懇談」を行ったと発表した。
また、「韓国政府は今回の懇談を略式会談と位置付けている」と共同通信が報じた。(参考)
現地時間9月21日午後0時25分(日本時間9月22日午前1時25分)から約30分間、国連総会出席のため米国・ニューヨークを訪問中の岸田文雄総理大臣は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)韓国大統領と懇談を行いました。
両首脳は、現下の戦略環境において日韓は互いに協力すべき重要な隣国であり、日韓、日米韓協力を推進していく重要性について一致しました。
両首脳は、北朝鮮への対応における更なる連携で一致しました。また、尹大統領から拉致問題について改めて支持を得ました。
両首脳は、懸案を解決し、日韓関係を健全な関係に戻す必要性を共有し、1965年の国交正常化以来築いてきた日韓の友好協力関係の基盤に基づき日韓関係を未来志向で発展させていくことで一致しました。
両首脳は、先の日韓外相会談を含め現在行われている外交当局間の協議を加速化するよう指示することで一致しました。
また、両首脳は、首脳間でも意思疎通を継続していくことで一致しました。引用元 日韓首脳間の懇談
「懇談」だろうが「略式会談」だろうが、とんでもない話だ。徴用工の問題解決が会談の条件ではなかったのか?残念でならない。本当に韓国のペースだ。
ここからは私の妄想の話。
日韓外交筋が調整をして、外務省が「懇談」という形式だから席についてくれと岸田総理にお願いしたのが関の山だろう。こんなこと外交筋が話を進めないと実現しない話だ。
もう一つ、アメリカからひとこと依頼されたことも考えられる。
エマニュエル駐日アメリカ大使は、このようなツイートをしていた。
米国と同盟を組む二国のリーダー二人が、共通の脅威に対して共に立ち向かっている。北朝鮮および自由で開かれたインド太平洋への挑戦に対して、日韓は団結するビジョンを持っている。大胆な行動には大胆なリーダーシップが必要だが、岸田首相と尹大統領はそれを示してくれている。 https://t.co/MF3tweBrcY
— ラーム・エマニュエル駐日米国大使 (@USAmbJapan) September 22, 2022
日韓が手を結ぶことを非常に喜んでいる。
日韓関係はアメリカも危惧していたことだ。国連総会がニューヨークで行われことを幸いに、日本に韓国と話くらいしてあげて欲しいと依頼したことも考えられる。米国で米政府のメンツをつぶすことなど日本ができようはずもない。おそらく、韓国もそれを承知で米国に仲を取り持つように依頼したのだろう。人のいい岸田総理が「まぁそういうことなら」と応じたのが目に浮かぶ。
そうなっては岸田総理としては仕方なく応じるしかなかったのかもしれない。なんとなくエマニュエル大使が添付した画像の岸田総理の表情が物語っている気がする。
ちなみに、他の国との首脳会談の時はこんな顔
日ベトナム首脳会談
日米首脳会談
日独首脳会談
そして今回の日韓首脳「懇談」
全く表情が違う。そんな顔で撮影するくらいなら応じなければいいのに…保守層の方々も大分怒ってらっしゃるし。
最悪なのは外務省だ。「懇談」とすれば国民が納得すると思っていたのだろうか。林外相を更迭して外務省改革を行うべきだ。
このままでは韓国のペースに外務省が乗せられ、すべてが有耶無耶になりそうな気がしてならない。