野田元総理に続き、海江田衆議院副議長も出席検討との報道!!弔意を示すことに反対する、それが国葬反対派の本質なの???
政権に対して噛みつくことだけが取り柄と思われた立憲民主党にも良識的な政治家がいた。野田元首相が党内の流れに流されることなく、国葬への出席を決めたのだ。
そして立憲民主党の党籍を持つ海江田衆議院副議長も出席の方向で検討していると言うのだ。
立憲民主党内には、出席を決めた所属議員に対して批判的な言葉が飛び交っている。「弔意の強制だ」と批判していた政党が、弔意を示すことに反対するのは、矛盾ではないのか??
野田元総理に続き、海江田衆議院副議長も出席検討!
立憲民主党執行部は、執行部以外の所属議員について、国葬に出席するも欠席するも議員の自由だというスタンスを取っていた。
しかし、だ。野田元首相が出席を表明した際には、批判の声が党内からも沸き起こっていた。
野田氏は18日放送のBSテレ東番組で、「元首相が元首相の葬儀に出ないのは、私の人生観から外れる」と述べ、出席する考えを表明した。野田氏は、菅氏とともに党の最高顧問を務めるが執行役員ではないため、泉氏ら幹部も容認する姿勢。このほか、党籍を持つ海江田万里衆院副議長も副議長という立場を踏まえ、出席する予定だ。
一方、野田氏の発言に反応したのが原口氏だ。原口氏はツイッターで「人生観…。それよりも法と正義が優先する。憲法にも反し法的根拠もない」と指摘。「私たちは国権の最高機関にいる。国葬は、参列不可なのだ」などと不満をあらわにした。
(出典 衆議院インターネット審議中継)
原口衆議院議員は「私たちは国権の最高機関にいる。国葬は、参列不可なのだ」と猛烈に批判しているが、国権の最高機関、国会で衆議院副議長を務めている海江田衆議院副議長も出席の方向で検討していることが伝えられている。
立場を踏まえて出席を検討している人は他にもいる。それが連合の芳野会長だ。
連合 芳野会長
「極めて難しい、そして苦渋の判断ではありますけれども、国葬儀の決定プロセス、法的根拠自体は問題ではあるという認識を持っておりますが、連合会長として弔意を示すことにおいて、出席をせざるを得ないと判断をいたしました」
(出典 連合)
この芳野会長の決断に対して、連合に加盟している全国ユニオンが、芳野会長の国葬出席について反対する声明を発表している。
野田元首相に対しての原口氏の発言、そして芳野会長に対しての全国ユニオンの声明と、国葬に反対する人達は、「弔意を示す自由」を認めないおつもりなのか。
弔意の強制に繋がると反対していた当初の姿勢はどこにいったのか。原口衆議院議員と全国ユニオンの対応は、立派な「弔意を示す自由への反対」だ。
国葬に反対するのは構わないが、言っていることとやっていることが矛盾していることに気が付かないのか。
国葬反対派の矛盾した主張に煽られることなく、当日は静かな環境の下で国葬が行われることを願いたい。