安倍元総理追悼演説、野田元総理受諾「誠に荷の重い話ではあるが、受諾させていただく」




安倍元総理の国会での追悼演説を立憲民主党の野田佳彦元総理が行うことで決定した。

野田元総理は「誠に荷の重い話ではあるが、受諾させていただく」と返答した。

立憲民主党の野田佳彦元総理が国会での安倍元総理への追悼演説を行うことが正式に決まりました。

けさ、自民党の高木国対委員長は、立憲民主党の安住国対委員長と会談し、国会での安倍元総理の追悼演説について、野田元総理に要請したいと申し入れました。

理由について高木氏は、安倍昭恵夫人を含めた遺族の意向であり、「自民党の総意である」とした上で、「故人は長く内閣総理大臣の経験をし、その重圧と孤独を最も知り得るのは前任の野田元総理である」と説明しました。

その後、泉代表や安住氏と会談した野田元総理は、「誠に荷の重い話ではあるが、受諾させていただく」と返答し正式に野田氏による演説が決まりました。

民主党政権時代、総理大臣を務めた野田氏は、自民党総裁だった安倍氏と党首討論を行った間柄で、安倍氏の国葬には立憲民主党の執行部が欠席する中で出席していました。

追悼演説をめぐっては、自民党の甘利前幹事長が行う方向で調整が進められていましたが、与野党から異論が噴出したため、前の国会では見送られていました。

国会での安倍元総理の追悼演説は月内に行われる見通しです。

引用元 【速報】「誠に荷の重い話ではあるが、受諾させていただく」安倍元総理追悼演説は野田元総理に決定

野田元総理と言えば、国葬儀出席に対しての姿勢が保守層からも評価され、民主党政権時の2012年の安倍元総理(当時自民党総裁)との党首討論で解散総選挙となった経緯もある。人物的にも民主党政権時の他の2元総理よりも評価が高い。そして、やはり総理の重責は総理を経験者した人しかわからないということでまさに適任と言えよう。

公明党の山口那津男代表は「野田氏でなければできない追悼演説を、心を込めて行ってほしい」と語り、国民民主党の榛葉賀津也幹事長は「野田さんで適任だと。総理の重圧たるや、相当なもの。政治手法に賛否あれど、与野党超えてきちんと野党第一党の総理経験者の野田さんがやる。私もしっかり聞きたい」と語った。

また、立憲民主党の泉健太代表も「遺族の意向は特別な重みがある。自民党内で、紆余曲折があり、本来であれば済んでいる話だが、今回は、自民党として責任とけじめを持って依頼してきたものだと確認し、受け止めた。立憲民主党として野田元総理大臣に伝えたところ『党からの要請であれば謹んでお受けする』という答えがあった」と語っていた。

ネット上でも「野田さんが適任」「野田さんは礼節のある方なので、きちんと演説してくれると思います」「慣例にも従ってるし、これまでの経緯からも適任」といった声が上がっている。一方で、立憲民主党の支持者らしき人からは不満の声が上がっているようだ。

紆余曲折はあったが、野田元総理で落ち着いてよかった。素晴らしい演説がされることを期待する。







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