【自民党、村上氏に1年間の役職停止処分】村上氏「意図はまったくなかった」⇒意図がなければ言わないのでは?本当に反省しているのだろうか?
村上誠一郎元行政改革担当相が、安倍元総理の国葬儀欠席を表明する際に「財政、金融、外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊した。国賊だ」と発言したと報じられたことについて、村上氏は「言っていない」などと反発していたが、党紀委員会直前に村上氏が「記憶はしていないが不用意な発言であり撤回したい」などと弁明したため、党紀委員会は発言が事実であると認定し、自民党は1年間の役職停止処分を決めた。
安倍元総理大臣への「国賊」発言を巡り、自民党は村上元行政改革担当大臣を1年間の役職停止処分とすることを決めました。
自民党・衛藤党紀委員長:「命がけで国のために取り組んできた総裁に対する国賊との発言は極めて非礼な発言で、許しがたいものだという意見で一致を致しました」
自民党の党紀委員会は「党員たる品位をけがす行為」などにあたるとして「1年間の役職停止」処分とすることを決めました。
この決定に対して「甘い」「処分が軽い」などといった批判が沸きあがっている。安倍派の議員たちも納得していないだろう。
また、ネット上では村上氏が謝罪を示した際の発言に注目が集まっている。
村上氏は「ああいう記事になったことは残念。意図はまったくなかった。国葬も平穏に終わってもらえればいいと思っていた」と釈明した。
安倍晋三元首相を「国賊」と呼んだと一部で報じられたことをめぐる党の処分決定について「重く受け止める。発言を撤回し、深くおわびする」と述べた。近く安倍氏の遺族に直接謝罪する考えも示した。
中略
村上氏は12日の会見で、安倍氏を「国賊」と言及したとの報道に関し「ああいう記事になったことは残念。意図はまったくなかった。国葬も平穏に終わってもらえればいいと思っていた」と釈明した。「(発言した記憶は)今でもない。人生は思いもならぬ、落とし穴がある感じだ」とも語った。
これに対して「意図がなければ言わないだろう」というツッコミがネット上で殺到している。確かにその通りだ。「国賊」と思っていなければ出てくる言葉ではない。
また、村上氏は「(発言した記憶は)今でもない。人生は思いもならぬ、落とし穴がある感じだ」と語ったようだが、まったく反省していないように感じるのは私だけだろうか。「1年間の役職停止処分」程度で済んでよかったという心境が出ているように感じる。
「1年間の役職停止処分」など、村上氏にとってはノーダメージに等しいだろう。やはり軽すぎた処分だったと言わざるを得ない。