【やはり結論ありきだったか】フィラデルフィア芸術委員会、市民の反対を押し切り、慰安婦像を含んだ平和公園の建設案を条件付きで承認。外務省さん仕事しましょう
市民の反対を押し切って、フィラデルフィア芸術委員会が市内に慰安婦像を含んだ平和公園の建設案を条件付きで承認したようだ。
９月に開かれた市民などの声を聴く特別会合では、出席者の８割が設置反対を訴えたが、やはり形だけの結論ありきの会合だったみたいだ。
フィラデルフィア芸術委員会は１０月１２日（現地時間）、慰安婦像の設置が含まれた「フィラデルフィア平和広場」の建設案を条件付きで承認した。当案件は、９人で構成される委員会のうちマリオ・ジャハルジャッシュ委員が欠席のまま、８人体制で採決された。
芸術文化創造経済庁の後援を受けたこの計画は２０２１年２月、フィラデルフィア平和広場委員会のチョ・シンジュ委員長が慰安婦像を含む「平和広場」を新築しようと、市の芸術委員会に提出したものだ。
フィラデルフィア芸術委員会の委員たちは、最初から韓国の歴史認識を植え付けられていたようだ。
木曜日の会議でカルマン・ミグエル委員は、第二次世界大戦中に起こった特定の事件はそのままとし、このような犯罪行為が人類史上普遍的に起こったという内容が碑文に追加されるよう提案した。
その反面、サラ・マッケナニ委員は既存の碑文はすでに合理的であり、彫刻が特定の歴史的事件の犠牲者を象徴しているため「より一層意味深い」と主張した。 当日の会議に参加したデボラ・カーヒル委員も彼女の意見に賛同した。
さらにマッケナニ委員は、自らが勉強したところ、第二次世界大戦中に女性たちが「日本帝国陸軍によって強姦を強要されたのは事実」だとし、国連の調査結果がこれを裏付けていると述べた。
だが、彼女が言及した国連調査とは、１９９６年のクマラスワミ報告書なのか１９９８年のマクドゥーガル報告書（両方とも国連人権委員会発行）なのかは不明である。 いずれにせよ両報告書は、左右を問わず学者たちからその不正確さと初歩的な誤りを批判されてきた。
平和広場に対する賛成するマッケナニ委員は、慰安婦像の碑文を否定することは歴史修正主義と否認主義だと主張した。
政府や外務省はいったい何をしているのだろうか。FNNで取り上げるぐらいだから、政府や外務省も情報は入手していたはずだ。ベルリンの慰安婦像みたいに、設置されてから抗議するつもりなのだろうか。
フィラデルフィア芸術委員会の委員たちがこのような認識を持つのも、日本のロビー活動が韓国よりも劣っているからだ。２０１４年の歴史認識めぐるロビー活動強化は何だったのだろうか。ハーバード大・ラムザイヤー教授の論文でも突きつけたらいい。
ここまでくれば日韓合意を守れとか生易しいことを言うのではなく、喧嘩するつもりで韓国と歴史認識で徹底的に議論し、決着をつけるべきだと私は思う。