国葬の費用が速報値で当初の概算費用を下回る!→減ったにも関わらず、泉代表は、どうして批判するの???
安倍元総理の国葬、そして山口県の県民葬が無事に執り行われた。国葬をめぐってはその費用に対して批判の声が集まっていた。
当初の概算費用では約16億円とされていた国葬費用だが、速報値では約12億円まで減少した。費用が減ったことは良いことであるはずだが、国葬に反対していた立憲民主党は、国葬費用が減少したにも関わらず、批判をしているのだ。
結局のところ、何をしても批判したいだけのように思えてならない泉代表だ。結局立憲民主党は何一つあの悪夢の民主党とは変わっていないようだ。
増加が予想されていた国葬費用。結果は減少!
凶弾に倒れた安倍元総理。その国葬をめぐって賛否両論が沸き上がっていた。その批判の1つが国葬の費用だ。岸田総理が提示した概算費用は16億円に上るものだった。
政府は、安倍氏の国葬にかかる費用を、総額約16億6000万円と見積もっている。
内訳は、会場設営費などの式典費用が約2億5000万円、警備費約8億円、接遇費約6億円、自衛隊 儀仗ぎじょう 隊の車両費などが約1000万円。式典費用は今年度予算の予備費から支出する。残りの費用も、今年度予算から賄うため、新たな予算措置は不要だ。
警備費は、全国から派遣される警察官の旅費や手当、車両や待機所などの借り上げ費用に充てる。接遇費は、来日する要人向けの車両手配にかかる費用や、一時帰国させる在外公館職員の出張費に回す。
この国葬費用について、岸田総理が提示したにも関わらず、泉代表は定例会見で「国葬の文脈でいえば、こうした警備の強化も含めて、費用はおそらく16億円ではないと思います」と語っていた(参考)。
大方の予想では概算費用を上回る費用がかかったと思われた国葬だが、約12億4000万円という速報値になった。
予期せぬ減少に批判材料を失った泉代表は速報値が変わることに「期待」を寄せている。
立憲民主党の泉健太代表は14日の会見で、政府が発表した安倍晋三元首相の国葬(9月27日)の全体経費を約12億4000万円と発表したことについて「第一報から変わってしまう可能性もある。現時点で確定的にその数字が正しいものかどうか言えない」との認識を示した。
(中略)
「そもそも2億というのが最初の出発点と考えると、その6倍とも言える。どの予算を含めたものなのか、どこまでが含まれるのか検証していきたい」と指摘した。
(出典 衆議院インターネット審議中継)
まるで国葬費が高くないと困るような言い分だ。更にだ。逢坂代表代行に至っては、費用減少=外交的意義が小さくなったと批判しているのだ。(参考)何が言いたいのか??
費用が高ければ批判し、少なければ少ないで批判する。このような姿勢で国民の信用を勝ち得ることが可能だと思っているのか???
提案型から対決型に方針転換した立憲民主党。この批判も対決型の一環なのかも知れないが、このような姿勢がウケるのは、一部の岩盤支持層だけであることに早く気が付くべきだ。多くの国民はこんな茶番には何も期待していないであろうし、ますます心が離れるだけだ。
臨時国会では賃上げ、物価高対策等やらなければならないことが山積している。待ったなしの我国の喫緊の課題について建設的な議論が行われることを願いたい。
(出典 日本武道館)