西村経済産業大臣「原子力を一基稼働すれば、概ねLNG100万トンを買わないで済む。これは日本の貿易収支にプラスに」「原発再稼働を進めることで円安を和らげる」
日本維新の会の足立康史議員の質問に対し、西村康稔経済産業大臣が「エネルギー環境は一変した。世界中でガスが足らずLNGは取り合い、石炭・石油価格上昇の中で、エネルギー安定供給は国民生活・産業基盤に必要。私が前面に立って原子力の必要性を丁寧に説明していきたい」「原子力を一基稼働すれば、概ね【LNG100万トン】を買わないで済む。これは日本の貿易収支にプラスになり、世界のガス需要も緩和するので値段が下がっていく。仮に7基動かせば、700万トン。日本が年間使うのが7~8千万トンなので、1割くらい買わなくて済むなど、色々なプラスの効果がある」と答えた。
足立康史「原発10+7基の再稼働を打ち出されたが、これは当たり前。早く実現すべき」
西村大臣「エネルギー環境は一変した。世界中でガスが足らずLNGは取り合い、石炭・石油価格上昇の中で、エネルギー安定供給は国民生活・産業基盤に必要。私が前面に立って原子力の必要性を丁寧に説明していきたい」 pic.twitter.com/B3M4MhBMVF
— ピーチ太郎3rd (@PeachTjapan3) October 26, 2022
西村大臣「原子力を一基稼働すれば、概ね【LNG100万トン】を買わないで済む。これは日本の貿易収支にプラスになり、世界のガス需要も緩和するので値段が下がっていく。仮に7基動かせば、700万トン。日本が年間使うのが7~8千万トンなので、1割くらい買わなくて済むなど、色々なプラスの効果がある」 pic.twitter.com/y7YjqYBGFo
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また、足立議員が「17プラスアルファはあるのか?」と尋ねたところ、資源エネルギー庁が「17基以外のものも現在審査を進めていて、安全確保ができえたものについては地元の理解を得たうえで、再稼働に向けた取り組みを進めていきたい」という考えを述べた。
17基の再稼働は当然のものとして、さらにプラスアルファの再稼働を政府は進めようとしている。
また、西村大臣は18日の閣議後会見で次のように語っていた。
西村康稔経済産業大臣
「輸出、投資、原発再稼働、これを進めることによってこれは円安を和らげる効果があります」西村経済産業大臣は18日の閣議後会見でこのように述べて、原発は1基動かすと発電燃料となるLNG=液化天然ガスの輸入を100万トン分減らせると説明。原発再稼働を進めることで貿易収支は改善していき円安を和らげる、円高方向に働く要因になると主張しました。
一方、歴史的な水準を連日のように更新している円安については、農業や水産業を営む企業にとっては輸出を増やすチャンスだとして、政府の経済対策に支援策を盛り込む考えを示しています。