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立民・泉代表「実はそれほど差がない」に、維新・藤田幹事長「党としての憲法のスタンスはかなり違う」




国会での共闘に向け、日本維新の会に秋波を送る立憲民主党の泉健太代表が、21日の東京都内での講演で、憲法論議について「必要であれば国会の憲法審査会で9条も議論すればいい」「実はそれほど差がないと言えるのではないか。決定的な対立ではない」と述べていたが、日本維新の会の藤田文武幹事長は「党としての憲法のスタンスは(立民と)かなり違う。先方と近づけるため、うちが立民の考えに寄せていくことは一切ない」と、泉代表の発言について否定的な見解を示した。

日本維新の会の藤田文武幹事長は26日の記者会見で、立憲民主党の泉健太代表が、憲法改正をめぐる姿勢について「(維新と)差があってないようなもの」と述べたことに対し、否定的な見解を示した。藤田氏は「党としての憲法のスタンスは(立民と)かなり違う。先方と近づけるため、うちが立民の考えに寄せていくことは一切ない」と述べた。

藤田氏は「(国会の)憲法審査会が全くといっていいほど開かれず、中身の議論が進まない(最近)4年間だった。反対していたのはわれわれ以外の野党で、それを許容していたのが自民党だ」と指摘。「泉氏が心変わりして、憲法審で堂々と議論するなら歓迎すべきことだ。ただ相当、各分野で考えの隔たりがあるのではないか」と語った。

引用元 維新幹事長「憲法で立民に寄せること一切ない」

立憲民主党の中にも、野田佳彦元総理や玄葉光一郎元外相や松原仁議員のように憲法改正に賛成する議員もいるが、総体的にみて反対している議員が多いのが実情だ。泉代表も、衆院選のアンケートで憲法改正について反対と述べている。憲法9条の改正についても、野田元総理と玄葉元外相は「改正して自衛隊の存在を明記すべきだ」と答えているが、泉代表は「改正には反対だ」と答えている。(※松原議員は無回答)

維新の藤田幹事長が「党としての憲法のスタンスはかなり違う」と否定するのも当然だろう。

その後、泉代表は「今後の行動を見てもらいたい。立民の主張が変わったということは、私の中ではない」と釈明し、結局は発言を修正したのだが。

また、27日開かれた衆院憲法審査会では、立憲民主党の中川憲法調査会長が「立憲民主党の基本姿勢は論憲だ。旧統一教会の問題は、政治と宗教の関係をどのように整理することが正しいのかという根本問題に至る。しっかり議論することは時宜を得たものだ」と指摘したことに対し、日本維新の会の馬場代表は「漫然と議論を続けるのではなく国民投票をいつ実施するかゴールを定め、意見集約を図っていくべきで、各党は遅くとも来年の通常国会には憲法改正項目を示すよう、せつに求める」と述べた。(参考

憲法審査会でのスタンスは明らかに違っていると思う。







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