鈴木財務大臣、防衛予算拡大に「防衛省自身も自己改革と合理化に取り組み、国民の理解と納得を」とけん制⇒ネット「財務省こそ自己改革が必要」「財務省は国民の理解と納得を得られてるつもり?」
防衛省が、防衛力の抜本的な強化に向けて、5年間で48兆円程度の経費の見積もりをまとめたことが報じられた。それに対して、鈴木財務大臣が「防衛省自身も自己改革と合理化に取り組み、国民の理解と納得を得ることが重要」と述べ、防衛費拡大をけん制した。
鈴木財務大臣は防衛省が、今後5年間の防衛力強化の経費について、総額48兆円前後と見積もっているとの一部報道について「防衛省自身も自己改革と合理化に取り組み、国民の理解と納得を得ることが重要」と述べ規模ありきの議論を強くけん制しました。
鈴木財務大臣は閣議後の会見で防衛省が、今後5年間を対象とした中期防衛力整備計画に盛り込む経費について、総額48兆円前後と見積もっているとの一部報道について「防衛費について今現在、何ら決まったものはない」とした上で「規模ありきではなく、内容、規模、財源を一体的に検討していく方針」であることを強調しました。
その上で「防衛省自身も自己改革と合理化に取り組み、国民的な議論をしっかりと積み上げて国民の理解と納得を得ることが重要」と述べ規模ありきの議論をけん制しました。
鈴木財務大臣の発言に対して、元陸自総監の山下裕貴氏が次のようにツイート。
鈴木大臣は、財務官僚から言われたまま「防衛省も自己改革、合理化…」と述べていますが。そんな財務官僚の旧態依然の考え方を正すのが政治家です。自己改革をやらなければならないのは、安全保障を全く考えない財務省です。https://t.co/No6Y0DobHn
— 山下裕貴 元陸自総監 作家 (@veteran_h_yama) November 4, 2022
吉田康一郎中野区議も次のようにツイート。
迎撃ミサイルの保有数が必要と試算する数量の約6割しか確保できていない状況を、5割とか4割に減らして攻撃してくる相手を助け、日本を蹂躙させたい、という事でしょうか?
「防衛省自身も自己改革と合理化を」鈴木財務大臣 防衛予算の膨張をけん制 2022.11.4 TBShttps://t.co/7xsJ2ahFC4
— 吉田康一郎 (@yoshidakoichiro) November 5, 2022
ツイッター上では、他にも「日本経済の衰退と停滞の責任も取らずのうのうとしている財務省こそ自己改革が必要です!」「鈴木財相、要は装備品の「共喰い」をもっと進めろ、国産いらんから外国から買え、防衛費増額は増税でと言っているわけですね。国家観、国防観なき売国財相はお辞めになられては」「#防衛省 ではなく先ずは財務省から改革をし、防衛の重要性を悟るべきだ」「財務省は国民の理解と納得を得られてるつもりなの?」などといった意見があがっている。