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枝野前代表「消費減税間違い」発言が党外にも波紋。共産・小池書記局長「国民に対し不誠実な発言」




立憲民主党の枝野幸男前代表が、消費税率引き下げを昨年の衆院選で公約したのは「間違いだった」「二度と減税は言わない」と発言したことが、党内で波紋を広げ、泉健太代表と長妻昭政調会長が釈明に追われた。

枝野氏の発言は、党内論議を踏まえたものではない。このため、泉健太代表は4日の記者会見で「私たちが訴えを変えたことはない」と釈明。長妻昭政調会長も「あくまで個人的な見解だ」と強調した。

党内には「減税批判が首相退陣につながった英国の例を考えれば理解できる」(若手)と擁護する声もある。ただ、ベテラン議員らは「あり得ない」「狙いが分からない」と反発。

引用元 「消費減税間違い」発言が波紋 枝野氏、再起戦略に影響も 立民

枝野氏は、2020年には、将来的な消費税率引き上げに言及した菅義偉官房長官(当時)に対して「下げることができるかどうかを議論すべきであり、上げていくというのは論外だ」と批判していた。また、2021年6月15日の衆院本会議で、「飲食や観光などの事業に最大の効果が出るよう、日常を取り戻すことのできるタイミングを見据え、税率5%への時限的な消費税減税を目指す」と明言し、2021年の衆院選でも消費税率5%への減税を旗印に野党共闘となった。

案の定、波紋は党内だけでは収まりきらず、昨年の衆院選で共闘した日本共産党の小池晃書記局長は「減税を訴えて選挙を戦ったにもかかわらず間違いだったと言われてしまうと、国民に対し不誠実な発言だと言わざるを得ない」と、枝野氏の発言を批判した。

 共産党の小池晃書記局長は7日の記者会見で、立憲民主党の枝野幸男前代表が消費税率引き下げを昨年の衆院選で公約したのは「間違いだった」と発言したことについて、「減税を訴えて選挙を戦ったにもかかわらず間違いだったと言われてしまうと、国民に対し不誠実な発言だと言わざるを得ない」と批判した。

引用元 枝野氏発言「国民に不誠実」 共産・小池氏

これは小池氏が指摘する通りだと思う。枝野氏の発言は、代表として選挙戦を戦った者の発言であり、いち議員の発言だけで済むはずがない。消費減税が間違った主張だと思ったのなら、党内で調整して、共闘した他党に説明するのが筋だ。あまりにも有権者と共闘した党を無視した無責任な発言だ。

一部では枝野氏が再起を目指しているという噂もあるようだが、今回の発言でどうなるか。







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