川勝知事、8月「部分開業」を主張→11月「部分開業」取り下げ!!どうしてなの???
経済の起爆剤としても期待されているリニア中央新幹線。開業が待たれているが、静岡県の川勝知事の影響で静岡工区の工事が一向に進まない。
その川勝知事だが今年に入ってから更なる迷走が止まらない。リニア中央新幹線の部分開業を主張したと思えば、今回あっさりその主張を取り下げた。
川勝知事は引っ掻き回すだけで、一体何がしたいのか。国民も県民も困惑してしまうであろう。
知事に求められているのは引っ掻き回すことではなく、リニア中央新幹線の建設への決断だ。
「部分開業」を訴えたと思ったら即取り下げた川勝知事
一向に工事着工にならないリニア中央新幹線の静岡工区。その工事着工を止めているのが静岡県の川勝知事だ。
その川勝知事だが、今年に入って以降迷走を続けている。リニア反対のイメージを払拭したいのか“迷走”が止まらないのだ。
しかし、だ。8月には周囲も驚く提案を行った。それが部分開業だ。
リニア新幹線について川勝知事は、23日の会見で「部分開業が合理的な促進方法」だとして、山梨県駅から神奈川県駅までを部分開業すべきと主張しました。
(出典 JR東海)
部分開業とは誰もが思いつかなかった策。この策を提案した以上、川勝知事も入念に調査した結果主張したものと思われた。
しかし、だ。驚くことに今回はあっさりと部分開業の主張を取り下げたのだ。
静岡県 川勝平太知事:「ありましたね。(リニアは)コントロールセンターで、今のところ43kmコントロールしているが、(山梨県駅―神奈川県駅の)73キロ分をコントロールできるのかが私の関心だった。そうすると駅ができれば、そこでコントロールできれば、乗降できるので営業ができる。それが目的の一つだったわけだが、それが出来ないことがわかった」
なんと、知事の持論である「部分開業」ができないことがわかったというのです。
(出典 全国知事会)
リニアに試乗して、持論を取り下げた川勝知事。しかもだ、その取り下げ理由だが、試乗せずともJR東海に問い合わせすればわかり得るレベルの話だ。
思いつきで部分開業を川勝知事は掲げたのか???
波紋を広げた部分開業の持論をあっさり引き下げた川勝知事。リニア反対のイメージを払拭したかったのかもしれないが、結果は川勝知事の浅慮が明らかになっただけだ。
多くの期待が寄せられるリニア中央新幹線。川勝知事には、英断を求めたい。静岡県民も、しっかりチェックし注文を付けて欲しい。