泉代表、内閣不信任案に言及するも日本維新の会は冷めた態度!!ちゃんと根回ししていなかったの???
泉代表は、旧統一教会問題の被害者救済法案をめぐって、行われている協議が決裂した場合、内閣不信任案を提出する姿勢を示した!!
立憲民主党が野党第一党になって以来、全く重みが薄れてしまった感のある内閣不信任案。連発のしすぎに思えてしまう。泉代表が言い切ったのだから、さぞかし根回しをしているものだと思われた。
しかし、法案を共同で提出した日本維新の会は内閣不信任案に消極的なのだ。
暴走する泉代表。存在感を示す前に野党協力が瓦解する方が先になるのでは?
内閣不信任案に言及した泉代表!しかし、日本維新の会は追随せず!
日本維新の会との協力関係が構築され、気を良くしたのか。泉代表が内閣不信任案に言及した。
立憲民主党の泉健太代表は4日の記者会見で、(中略)「協議がまとまらないということであれば、首相と自民党の、重大な国民に対する背信行為だ。骨抜きや先送りがあった場合は、もう内閣不信任に値するほどの事案だ」と述べた。
(出典 衆議院インターネット審議中継)
立憲民主党が言及すると不思議なことに内閣不信任案も重みが全く感じられない。それに、だ。旧統一教会問題の他にも国民生活を直撃している物価高対策等、議論しなければならないことは山ほどある。
そういった国民生活に直結する課題については議論をするつもりはないのか。
泉代表が言い切った内閣不信任案だが、法案の共同提出を行った日本維新の会も同様の姿勢かと思ったが、消極的な姿勢を示している。
維新からも、泉氏の発言を懸念する声が出た。遠藤敬国対委員長は4日の党会合で「先走ったら向こうの思うつぼだ。まとめていくことが大事だ」と指摘。与野党協議会メンバーの音喜多駿政調会長は「逆効果になる恐れもある。われわれの党内で、まだ協議会の結果と不信任案がリンクするような議論は一切ない。まずは成立を目指して一致協力してやっていく」と記者団に語った。
(出典 衆議院インターネット審議中継)
協議が決裂したら内閣不信任案と主張する泉代表。一方日本維新の会は成立を目指してやっていくと主張している。これでは、泉代表は政局重視、日本維新の会は被害者救済重視のように見える。どちらがまともな政党かはこれでも有権者には明白だろう。
とうとう日本維新の会から同調を得ることが出来なかった泉代表。だがその姿勢は貫くようだ。東京都内で記者団に「考えは何も変わらない。協議がまとまらなければ不信任に値すると思っている」と撤回する意思がないことを表明したのだ。
被害者救済法案を取りまとめることで存在感を示したいのだろうが、立憲民主党にも旧統一教会と接点を持っていた国会議員は多数存在していた。
この問題は与野党関係なく対応しなければならない問題だ。政局にしようとするのではなく、被害者救済に重きを置いた意味のある対応を泉代表には行ってもらいたい。