岸田総理が経済界と大会談!賃上げへの協力を求める→後日、十倉会長、賃上げに前向きな対応を会員企業に求める方針を大了承!!!
岸田総理が一貫して目指している賃上げ。政権発足当初から賃上げに尽力してきたが、まだ実感を伴った賃上げとは程遠い状況だ。
だが、物価高騰を前にして、物価上昇をカバーできる賃上げを岸田総理は目指している。その岸田総理は、経団連の十倉会長、そしてトヨタ自動車の豊田社長らと会談を行い、その場でも賃上げへの協力を求めた。
その会談が行われた後に開催された経団連の正副会長会議で賃上げに前向きな対応を会員企業に求める方針案を大筋で了承された。
岸田総理が掲げる賃上げ。経済界の後押しを受けて何としても進めてもらいたい。
賃上げへの流れ加速へ!!!
諸外国と比べ、深刻な賃金状況が明らかになった我国。先進国との賃金格差は開く一方だ。既に一部の発展途上国よりも低い始末だ。そして岸田総理は、総理就任以降、賃上げのために奔走してきた。
その岸田総理は2日、経団連の十倉会長、トヨタ自動車の豊田社長らと会談し、その場でも賃上げについて言及した。
「これまでの賃上げや取引適正化の取り組みを高く評価している。引き続き協力をお願いしたい」。会談で、首相はこう要請。豊田氏は「経済成長を通じて分厚い中間層の形成を目指していく」と応じた。
(出典 首相官邸)
賃上げを目指す岸田総理にとって経済界からの協力は必要不可欠だ。岸田総理も来年の春闘について「「成長と分配の好循環」に入れるかどうかの天王山」と語るほど重要視している。
この岸田総理と経済界との会談の後、注目の会議があった。それが経団連の正副会長会議だ。
その会議では来年の春闘の基本方針が議論された。
経団連は7日、正副会長会議を開き、2023年春闘に向けた経営側の基本姿勢として、物価高を特に重視し、賃上げに前向きな対応を会員企業に求める方針案を大筋で了承した。
会合後に記者会見した十倉雅和会長は「物価上昇をにらんだ賃上げが大事だ。(会員企業に)ベースアップ(ベア)を中心に考えてほしいとお願いしたい」と述べた。
(出典 経団連)
この大事な正副会長会議で了承されたのは、物価高を特に重視し、賃上げに前向きな対応を会員企業に求める方針案だ。
物価上昇を契機に長らく低賃金であった我国の賃金状況を打開する契機にしてもらいたい。
岸田総理は今年度の税制では賃上げを促進する編成を実施した。経団連の前向きな姿勢を加速するためにも、来年度の税制も更なる賃上げ促進税制を実施してもらいたい。