東京都立大学教授の宮台真司氏が首を切りつけられ重傷。暴力による言論封じか?
東京都立大学教授の宮台真司氏がキャンパス内で首を切りつけられ重傷を負うという恐ろしい事件が起こった。
宮台氏はすぐに病院に搬送され、命に別状はないという。
犯人は捕まっておらず、警視庁が男の行方を追っている。
29日午後4時15分ごろ、東京都八王子市南大沢1丁目の都立大南大沢キャンパスで、「男の人が切りつけられた」と目撃者の男性から110番通報があった。
警視庁によると、同大学教授で社会学者の宮台真司さん(63)が男に刃物で首や背中の複数箇所を切りつけられ重傷を負った。宮台さんに意識はあり、命に別条はないとみられるという。同庁が殺人未遂事件として男の行方を追っている。
南大沢署によると、男はキャンパス内の路上で宮台さんの頭を後ろから殴った後、刃物で首付近を切りつけ、駆け足で逃走したという。
男は身長180センチ前後で黒っぽいジャンパーとズボン姿。
宮台氏と言えば言論人としても有名で、テレビやインターネット番組にも多数出演している論客だ。
犯人が捕まっていないから動機は不明だが、もしも宮台氏の論評の不満が動機で暴力による言論封じだとしたら、命に別状はないものの、安倍元総理殺害の再現だ。
暴力による現状変更が悪だと徹底的に周知させなかったマスコミにも責任の一端はあると私は思う。もちろんマスコミだけの責任ではない。安倍元総理の件では、犯人を英雄視するような動きもあった。このような行動が罪の意識を希薄させたのではないと考える。
今一度、マスコミは声を大にして暴力による現状変更は、法治国家のわが国では断じて認められないと発信してほしい。