政府がフェイクニュース対策を強化する方針。防衛省の情報本部を中心に対策を
政府がフェイクニュース対策を強化する方針を検討しているとFNNが報じた。
ニセの情報でつくられた、いわゆる「フェイクニュース」について、政府が、防衛省の情報本部を中心に対策を強化する方針であることがFNNの取材でわかった。
政府関係者によると、防衛省は各国が発信する情報の分析を行う情報本部を中心に、フェイクニュース対策を強化する方針で、年内に改定する「国家安全保障戦略」などに盛り込まれる見通し。
フェイクニュースによる情報戦は、ロシアのウクライナ侵攻でも注目されたが、新たな対策では、フェイクニュースを迅速な情報発信で打ち消すとともに、中国などによる執拗な挑発行動の実態も海外に向け発信するという。
記事によれば、今のところ対象は各国が発信する情報を分析し、真偽を確認することで、情報戦に優位に立つことを目的としているようだが、中国などの挑発行為を海外に向けて発信するようだ。
これはこれで大いに結構なのだが、世論は国内メディアのフェイクニュースも扱ってほしいような感じだ。そうなれば防衛省でなく、総務省の出番なのだが、こちらも検討されてみてはいかがだろうか。