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立民・泉代表、防衛費増を「火事場泥棒のよう」、「防衛力強化資金」で防衛費を捻出を「防衛費ロンダリングだ」




立憲民主党は、日本維新の会や国民民主党に続き、「反撃能力」について容認を検討と報じられたが、泉代表は5年間の防衛費総額を約43兆円に増額する方針について「内容不明のまま、火事場泥棒のように大きく積み増すのは誤りだ」と批判した。

 立憲民主党の泉健太代表は9日の記者会見で、2023年度から5年間の防衛費総額を約43兆円に増額する政府方針を批判した。「内容不明のまま、火事場泥棒のように大きく積み増すのは誤りだ」と述べた。財源として増税を検討していることにも「中身を国民に示さず、お金をくださいと要求する段階でない」と疑問を呈した。

政府は増税以外に、特別会計の剰余金などを集めて新設する「防衛力強化資金」で防衛費を捻出する方針。泉氏は新型コロナウイルス対策として、巨額の国債を発行してきたと指摘し「コロナ予算の名目から振り替える防衛費ロンダリングだ」と主張した。

引用元 立民、防衛費増「火事場泥棒」 泉代表が批判

ネット上では泉氏の指摘について「何を批判したいのかわからない」「批判のための批判でしかない」「防衛費を増やさないで国民の生命・財産を守る方法があるなら、是非お示しください」といった意見があがっている。

防衛費増額については泉代表も5月に「昨今の安全保障環境で言えば増えることになる。肯定していて、(増額は)必要だ」と理解は示している。そのうえで「あくまでひとつひとつ真に必要なものを精査して積み上げていくべきだ」と語っていて、今回の発言とリンクさせると、要するに、何にどれだけの費用がかかって43兆円になるか国民に示せと、泉代表は言っているだけだと思う。だったら素直にそう言えばいいものを、「火事場泥棒」とか「防衛費ロンダリング」というネガティブワードをねじ込むから反発を受けてしまうのだ。

また、泉代表は岸田総理が「今後、感染を収束させ、コロナ対策として大きく確保していた予算を活用することは考えていきたい」と、防衛費にコロナ対策予算の転用を一時的に検討する考えについて「防衛費ロンダリング」と批判しているが、泉代表は「防衛費2倍より、教育や子育て予算の倍増が優先だ」と訴えていて、余ったコロナ対策予算を子育てや教育にも回してほしいと思っているのではないかと考える。もしそうなら、これも素直にそう述べればいいのだ。多めに確保した予算が余れば他の足りていないところに転用するのは当たり前の話だ。例えば、コロナ対策予算を子育て支援に転用するとしても泉代表は「子育て支援ロンダリング」と批判しないと思う。







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