旧統一教会被害者救済新法をめぐり立憲民主党がトーンダウン??→玉木代表は「言葉遊びで法的には意味がない。」と厳しい大評価!
旧統一教会の被害者救済の新法の成立の見通しがついた。
今国会が召集されて以降、この宗教問題が国会論戦の中心にあった。立憲民主党らの一部の野党は厳しい姿勢を示していたが、立憲民主党が法案の採決で賛成する意向を示した。
与野党が一致して法案に賛成するのは歓迎すべきことだが、そこで目立つのは立憲民主党の主張のトーンダウンだ。
そのトーンダウンは国民民主党の玉木代表から酷評されるほどだった。結局、立憲民主党はまたしても信用を失っただけで終わりそうだ。
立憲民主党が法案賛成へ!玉木代表は酷評!
今回の中心的な議題の1つ。旧統一教会の被害者救済で大きな動きがあった。被害者救済新法の採決に立憲民主党が賛成する姿勢を示したのだ。
立憲民主党は、被害者救済新法の政府与党案について厳しい評価を下し、修正を迫っていた。
立憲民主党の泉健太代表は2日、会見で政府が今国会の会期中に成立を目指す世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る被害者救済新法の法案について(中略)「配慮義務ということでは弱い。しっかり禁止としなければいけない」などと指摘した。
(出典 衆議院インターネット審議中継)
配慮義務では弱いとする泉代表。ここまで言い切った立憲民主党が法案に賛成となれば、立憲民主党の主張が盛り込まれたのかと言えば違うのだ。
立民の岡田氏は6日夜、茂木氏と東京都内のホテルで会談し、「配慮しなければならない」に「十分に」を加える修正を提案。
(中略)
茂木氏は7日午後、「提案を受け入れる」と岡田氏に回答した。
立民の安住淳国対委員長は修正合意について「政治文学ではない。効力は格段に上がる」と記者団に強調。立民幹部は「粘り勝ちだ」と力説する。
(出典 衆議院インターネット審議中継)
何と、だ。主張していた「禁止行為」をあっさり引き下げたのだ。交渉術と言えば交渉術なのかもしれないが、あまりにもあっけない。
明らかに立憲民主党の当初主張していた文言より弱いにも関わらず『粘り勝ち』との評価は呆れるしかない。
この立憲民主党の対応について、最も辛辣な主張をしているのが国民民主党の玉木代表だ。
立憲民主党は「配慮」→「十分な配慮」への修正で合意したとのことだが、言葉遊びで法的には意味がない。被害者救済には「配慮義務」違反が民法709条の不法行為に基づく損害賠償の対象となることや、宗教法人法81条に基づく解散命令の対象になることの確約を求めた方がいい。
(出典 ウィキペディア)引用元 https://twitter.com/tamakiyuichiro/status/1600252325729570816
玉木代表の言う通り、「言葉遊び」と思った国民も多いはずだ。
立憲民主党の猛省を望む。