政府、4月から新型コロナ「2類相当」から「5類」に引き下げる方針を固める⇒ネット上では賛否
政府は、新型コロナウイルスの感染症法上の分類見直しについて、4月1日から「2類相当」から「5類」に引き下げる方針を固めたことが報じられ話題となっている。
政府が、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを4月1日から原則、季節性インフルエンザと同等の「5類」に緩和する方針を固めた。感染状況を見極め、岸田文雄首相と関係閣僚が20日に協議して決定する。複数の政府関係者が18日、明らかにした。分類の変更にあわせて、屋内でのマスク着用については、症状のある人らを除き原則、不要とする方針だ。
中略
医療費や入院費は、全額公費負担だが、5類になればこうした措置の法的根拠がなくなり、一部自己負担となる。政府は、経過措置として当面の間は公費負担を継続し、段階を踏みながら通常の保険診療に移す方針だ。また、発熱患者を受け入れた医療機関に対する診療報酬の加算も段階的に縮小する。
発熱症状が出た場合には、発熱外来に限らず、一般の病院や診療所でも診察が可能になるほか、感染者に求められる原則7日間の療養期間、濃厚接触者に求められる原則5日間の待機期間も不要となる。
マスク着用を巡っては、政府は昨年5月、新型コロナの基本的対処方針を見直し、屋外では会話をしなければ原則不要とする一方、屋内では一定の距離が確保でき、会話をほとんどしない場合を除きマスク着用を奨励している。
ネット上では「やっとか」「ようやく終わる」「すぐやるべき」といった、コロナ対策から解放を喜ぶ声の一方で、「感染拡大の可能性が」「今の状況で?」「新年度からの発熱外来の様相は大きく変わりそう」といった声もあがっていた。
心配の声は医療従事者等を中心に上がっているように見受けられた。
私も窮屈な生活から解放されると思ったが、心配がないわけでもない。記事では医療負担について触れているが、他にも、中国からの入国者の水際対策強化が話題となっていて、世論でも終節に合わせて中国人が押し寄せてくることに危機感を持っているようだが、今後海外で感染拡大した国があった場合、「5類」になれば水際対策はどうなるのだろうか?国内で感染が急拡大したら医療の対応はどうなるのだろうか?まぁそんなことを考えていたらいつまでたっても「2類相当」のままになるので、政府はそういった懸念のカバーもしっかり考えて、国民に示したうえで「5類」に引き下げていただきたい。