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那覇市の弾道ミサイル飛来を想定した住民避難訓練、自民系市議団実施求めるも、共産市議団「不安や危機感、対立感情をいたずらにあおるものでしかない」と中止を求める




沖縄県の那覇市で、市議会自民系会派が弾道ミサイル飛来を想定した住民避難訓練の実施を求め、久場健護副市長に手渡したのだが、共産党那覇市議団が知念覚市長と面談し、訓練の実施は住民の不安や危機感、対立感情をいたずらにあおるものでしかない」と中止を求めた。

知念市長は「住民の命を守るのは行政としての責務なので備える必要がある」と共産党市議団に述べたそうだ。

21日に沖縄県那覇市で実施される弾道ミサイル飛来を想定した住民避難訓練を巡り、共産党那覇市議団は20日、市役所で知念覚市長と面談し、訓練の中止を申し入れた。一方、市議会自民系会派の自民党と自由民主はそれぞれ、訓練の実施を求める要請書を久場健護副市長に手渡した。

共産党市議団は申し入れ書で「訓練の実施は住民の不安や危機感、対立感情をいたずらにあおるものでしかない」などとして中止を要請した。

これに対し知念市長は「沖縄の歴史的背景を含めて皆さんと同じ思いだが、住民の命を守るのは行政としての責務なので備える必要がある」と理解を求めた。

自民と自由民主の要請書は共に、ロシアのウクライナ侵攻や台湾有事などで安全保障環境が厳しくなっていると指摘し、「国民保護訓練を実施するよう強く要請する」としている。

両会派とも要請書の手交後のやり取りは非公開にした。久場副市長からは知念市長に伝えるとの返答があったという。

引用元 那覇市のミサイル避難訓練、共産「中止を」自民系「実施」 市議らが市長に要請

今の状況で不安を持つなと言いえる神経を疑う。まだ「憲法9条に守られているから大丈夫」とでも言うのだろうか。

ネット上では「東日本大震災で、普段から避難訓練している人たちや小学校では命が助かった人は多かったですよね?」「これこそ訓練をやる必要がある、それも那覇市だけでなく石垣島、与那国島などのほうが必要だ」「訓練も大事だが、住民の命というなら、核ミサイル防護として核シェルターを作るべきでしょう」「共産党議員の理解力の無さに驚いています。ミサイルに限らず避難訓練はあらゆる災害時で役に立ちます」といった意見があがっている。

そして、志位和夫委員長は次のようなツイートをしていた。

メディアが「防衛増税が焦点」と書いている。率直に言って争点そらしだ。もちろん軍拡増税には断固反対だが、大軍拡を前提にして「財源さがし」をするという議論を、きっぱり退けることが重要だ。問題の核心は「大軍拡を許していいのか」にある。大軍拡を止めればその「財源さがし」など無用になる。

引用元 https://twitter.com/shiikazuo/status/1616996762702745604

世間では防衛力強化と防衛費増額は大半の国民により受け入れられ賛同を得ていて、「その財源はどうするか」という話にシフトしているというのに、志位氏はいまだに防衛力強化を大軍拡として備えるなと叫んでいる。

今回の共産党那覇市議団の訴えの「訓練反対」も「万が一の事態に備えるな」と言っているのと同じだ。

国民の命を守るため、あらゆる事態を想定できないのは、政治家として圧倒的に危機感が欠落していると言わざるを得ない。







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