【れいわローテーション】山本代表「憲法に駄目と書かれていない」「抜け穴だと思うのであれば法律を変える努力をすればいい」
れいわ新選組の「れいわローテーション」が物議を呼び、与野党から非難の声があがる中、山本太郎代表が「憲法に議員が(任期の)6年間最後まで務めないと駄目とは書かれていない」と持論を述べたことが話題となっている。
れいわ新選組の山本代表は23日の記者会見で、同党が打ち出した参院議員を1年ごとに交代させる「ローテーション制」に批判が集まっていることに関し、「憲法に議員が(任期の)6年間最後まで務めないと駄目とは書かれていない」との主張を展開した。
れいわは、辞職した比例選出の参院議員の残り5年間の任期について、比例名簿の次点以下の5人が繰り上げ当選と辞職を繰り返して交代で務めるとしている。与野党から憲法や法律の趣旨に反するとして批判が出ているが、山本氏は「(法の)抜け穴と言われるなら法律を変えればいい」と語った。
引用元 れいわの参院議員「ローテーション制」批判に…山本代表「憲法に駄目と書かれていない」
山本氏は「与野党から批判が相次いでいる」と批判を認識していることを述べ、その上で「制度改革については何か私たちからという事は考えていません」とれいわからローテーションについての議論は行わない方針を表明。その上で「これが抜け穴だと思うのであればその人達が法律を変える努力をすればいい。必要だと思うのであればやるべきだ」と話した。
また「憲法上の問題だ」など様々な意見があったというが「憲法には参院議員の任期は6年で3年ごとに半数を改選としか書かれていない」とし「それぞれが憲法を理解し前に進めていく必要がある」と述べた。
ネット上からは「それを言い出すと、法で細かく縛るようになるのにね」「辞めるのは勝手だろう、しかし、その続きを当選していないやつがするのはダメだ。していいとも書いていないぞ。議員になるのは選挙で当選した奴だけだ」「欠陥だらけの憲法改正が必要だと言う事です」「憲法は通常の法律とは異なります。憲法では書いていないことはしてはいけません」「書かれてないなら何してもいいわけ?」「何言ってんだ。憲法15条1項に公務員の選挙は「国民の固有の権利」と明記されてるよ。選挙を経ずに勝手に国会議員をローテーションするなんて憲法違反だ」などといった意見が投稿されていた。
国会でも取り上げられると思うので、どのような議論がされるか注目したい。