泉代表「防衛予算の倍増より、子育て予算倍増が先だ」と主張!→何故両方目指さないの??中国の脅威にどう対応するの???
通常国会が始まり、岸田総理の施政方針演説等が行われた。この施政方針演説にさっそく噛みついているのが立憲民主党の泉代表だ。
防衛予算倍増について否定的な姿勢を示したいのか、「防衛予算の倍増より、子育て予算倍増が先だ」と記者団に語ったというのだ。
泉代表は何故二者択一的な思考なのか。これはいつもの理解に苦しむ立憲民主党の主張で何ら成長がない。そして中国の我国への脅威にどのように対応するつもりなのか。
反対と言うだけなら誰でも出来る。しかし、泉代表は野党第一党の党首だ。反対というのであれば、是非我国をどのように守っていくのか考えを示してもらいたい。
泉代表、相変わらずの二者択一的思考を披露!中国の脅威への対応は??
通常国会が始まり、山積する課題について建設的な議論が行われることに期待したい。だが、いざ始まってみると聞こえてきたのは相変わらずの声だった。
岸田総理の施政方針演説について泉代表が否定的な姿勢を示しているのだ。
立憲民主党の泉健太代表は23日、岸田文雄首相の施政方針演説に関し「この10年間、少子化対策で結果を出してこなかったのは自民党だ。防衛予算の倍増より、子育て予算倍増が先だ」と記者団に述べた。
(出典 衆議院インターネット審議中継)
泉代表は少子化対策に結果が出ないのは自民党の責任と言いたいようだ。だが、だからといって「防衛予算の倍増より、子育て予算倍増が先だ」となる思考が理解できない。
泉代表にとって安全保障政策は二の次ということなのか。泉代表がどのような対案を持ってこのような発言をしたのか不明だが、我国に対する中国の脅威にどのように対応するつもりなのか。
尖閣諸島では中国海警局の船舶が接続水域に現れることが常態化している。(参考) その尖閣諸島に現れた海警局の船舶には機関砲のようなものも搭載されている。年末には72時間にも渡って領海侵入をしていた事例もある。(参考)
現状変更を試みる中国の動きは、我国にとって脅威でしかないのだ。
さらに、だ。こうした動きに晒されているのは我国だけではない。
台湾国防部(国防省)は26日、台湾周辺の海や空で、中国による最大規模の侵入があったと発表した。
発表によると、中国空軍の戦闘機やドローンなど71機が台湾の「防空識別圏」に入った。うち43機は、中国と台湾を隔てる非公式の休戦ラインとなっている「中間線」を越えたという。
この東アジアで緊張の度合いが高まっている中、「防衛予算の倍増より、子育て予算倍増が先だ」とは一体どのような対案を泉代表は持っているのか。
どこかのテレビ番組の無責任なコメンテーターが言うような「外交力の強化」を掲げるとは思わないが、弱小とはいえ、泉代表は野党第一党の党首であることは変わらない。
政権交代を目指すというのであれば「防衛予算の倍増より、子育て予算倍増が先だ」などと語るのではなく、国民が納得できる対案を示してもらいたい。
対案を示すことも出来ず、批判だけであるなら、通常国会も立憲民主党に期待できることはないに違いない。