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【戦争の準備ではなく、戦争回避のための防衛力の強化です】共産・志位委員長「日本がなすべきは戦争の準備ではなく、平和の準備だ」東京新聞記者「なぜ、こんな当たり前の事がわからない大人ばかりなのか」




日本共産党の志位和夫委員長が代表質問で「今、日本がなすべきは戦争の準備ではなく、平和の準備だと心から訴えたい。敵基地攻撃能力と大軍拡は専守防衛をかなぐり捨て、日本を戦争国家に作り変える歴史的暴挙。もはや岸田政権に日本の舵取りを任せられない。解散総選挙で国民の信を問うことを強く求める」と訴えた。

志位委員長は、11日にも、次のツイートをしていた。

BS番組で「もしも日本がミサイルで攻撃されたらどうするか」との質問に、「そういう事態を起こさないことこそ政治の責任」とお答えした。
「戦争の準備をすれば戦争の確率は高まる。平和を望むなら平和の準備をすべき」という加藤周一さんの言葉を思い出す。ここにこそ真実があると思う。

引用元 https://twitter.com/shiikazuo/status/1613091066491858945

共産党はしんぶん赤旗でも、加藤周一氏の発言を引用して訴えている。

東京新聞の望月衣塑子記者もそのしんぶん赤旗を引用して「なぜ、こんな当たり前の事がわからない大人ばかりなのか」と訴えていた。

なぜ、こんな当たり前の事がわからない大人ばかりなのか

故・加藤周一さん
「戦争の準備をすれば、戦争になる確率が大きい。平和を望むなら戦争を準備せよじゃあない。戦争の準備でなく平和を準備した方がいい。準備は容易に本当の戦争の方へ近づいていく。非常に早く強く」

引用元 https://twitter.com/ISOKO_MOCHIZUKI/status/1618605860183478273

確かに戦争の準備をすれば相手側もそれに備え、戦争に近づくということは理解できる。しかし、日本は戦争の準備をしているのだろうか?

この望月記者の投稿に対して、ジャーナリストの加藤清隆氏が次のように反論していた。

では平和を準備するって、具体的にどうするか言って下さい。戦争にしないためには、軍事力のバランスが大きく崩れないようにすることが非常に重要。中国の軍事力が余りに大きくなり過ぎて危険だから、これが崩れないように日本の防衛力を強化しようとしている。戦争のためではないよ。

引用元 https://twitter.com/jda1BekUDve1ccx/status/1618702537464623105

まさにその通り。軍事バランスが崩れて侵攻されたのがウクライナだ。重要なのは、日本には戦争する意思がなく、日本が行っているのは「戦争の準備」ではなく「防衛の準備」だ。軍事バランスが保たれてこそ戦争が回避できる。そして、その先にあるのが平和だ。

左側の人は、やたら加藤氏の発言をありがたがって取り上げるが、一つ付け加えると、加藤氏がご存命の時には、これほど日本の安全保障環境は悪化していなかったはずだ。







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