珍説!現代ビジネス「サウジでは10年前から中国企業のスマホでなければ使えない」→サウジにはAppleStoreが2018年に開業してるし、反体制派も普通にiPhone使ってますよ!!
珍説としか思えない内容だ!!
現代ビジネスが「サウジでは10年前から中国企業のスマホでなければ使えない」と言う報道をしたが、実は、サウジにはAppleStoreが2018年に開業してるし、反体制派も普通にiPhone使っているのだ!!!
現代ビジネスは、この大矛盾を説明すべきで有ろう!!!ちゃんと取材をするべきだ!
珍説!現代ビジネス「サウジでは10年前から中国企業のスマホでなければ使えない」→サウジにはAppleStoreが2018年に開業してるし、反体制派も普通にiPhone使ってますよ!!
現代ビジネスは、1月19日、サウジアラビアでは、10年前から中国企業以外のスマホは作動しないと報じた!!!
サウジでは中国製でないと通信機器が動かない?
(中略)
サウジアラビアではすでに10年ほど前から、ファーウェイなど中国通信企業の機器でなければ、SIMカードを入れても作動しない状況になっている。
しかし、だ。
こんな事が有り得るのか???
海外旅行関係のサイトや体験談を見れば、サウジアラビアでSIMカードを購入した人達が、普通に使えている事が分かる。中国製スマホでなければ、SIMが作動しないと言う話は、何処にも無い。筆者の周りの人間も中国製スマホ以外だが、サウジで使えたと証言している。これは去年の秋のことだ。
しかも、だ。報道によれば、2018年7月には、サウジアラビア初のAppleStoreがリヤド空港にオープンしている。(参考)
また、グーグルマップを見れば、AppleStoreは、こんなに首都リヤドにある。
現代ビジネスの主張によれば、10年前から中国製スマホしか使えないはずなのに、これはどう言う事なのか???
アメリカ製スマホが禁じられているならば、アメリカ企業のAppleが製造するiPhoneを売るAppleStoreが存在するはずがない!!
しかも、だ。サウジアラビアの人権活動家のiPhoneがハッキングされたと言う、昨年2月のロイター通信の報道もある。(参考)
理解不能だ!!現代ビジネスによれば、サウジアラビア政府は、盗聴する為に中国製以外を禁じているそうだ。しかし、当の人権活動家がiPhoneを入手出来ているのは、矛盾する。しかも、そのiPhoneがハッキングまでされているのであれば、どうして中国製に禁じる必要があるのか???
こうした報道を整理すれば、現代ビジネスの主張は、無理があるとしか思えない。現代ビジネスは、訂正とお詫びをするなり、この矛盾を説明すべきだ!!
そして皆さんにお伝えしたいことは、何よりもこうしたいい加減な報道が我国には多いということだ。「えっそうなの?」と思うような報道があったら、「本当にそうか?」と少し考えるようにしよう。でないととんでもない報道が多いので、我々自身が怪我をしてしまうからだ。本当に気をつけよう!