【ごめんなさいでは済まされない】スシローに当事者と保護者が謝罪も「引き続き刑事、民事の両面から厳正に対処する」
醤油のボトルの注ぎ口や未使用の湯飲みをなめるといった被害を受けた回転ずしチェーン大手の「スシロー」に、当事者と保護者が謝罪をしたというが、「スシロー」は「引き続き刑事、民事の両面から厳正に対処する」と、謝罪は受けたが被害届は取り下げないそうだ。
回転ずしチェーン大手の「スシロー」を運営するあきんどスシロー(大阪府吹田市)は1日、客の迷惑行為の動画が撮影された店舗は「スシロー 岐阜正木店」(岐阜市)だと公表した。動画はインターネットの交流サイト(SNS)に掲載されて影響が広がっており、同社は先月31日に警察に被害届を提出したという。
迷惑行為をした当事者と保護者から対面で謝罪を受けたというが、同社は「引き続き刑事、民事の両面から厳正に対処する」としている。
問題発覚を受けて対象店舗では先月30日の開店前に、湯飲みの洗浄やしょうゆボトルの入れ替えを行ったという。今後は全店舗で、客の要望があれば卓上の調味料や食器を消毒済みのものに交換する対応なども行う。
ごめんなさいでは済まされないというか、スシローからすれば謝罪だけで済まされる問題ではない。ネット上でも情報が出回っているが、今回の件で「スシロー」の株価は暴落し、損失が160億円とも170億円ともいわれている。回転ずしというビジネスモデル自体が疑問視されてしまったのだ。ネット上でも「今後回転ずし店に行く気が失せかけている」「回転ずし行きたいのに行きたくない」などといったコメントが多く投稿されていて、この影響は業界全体に及びそうだ。