玉木代表、賃上げや子育て支援「与党に強く訴えかけ、早期実現を目指す」実務者協議再開へ⇒泉代表「政権に擦り寄る、懐柔されるのはいけない」とけん制
労働者の賃上げ実現や子育て支援は、国民民主党の目玉政策であり、政策実現のため自公側と協議を重ね、今週にも実務者協議が再開される。
これに対して、立憲民主党の泉健太代表が「政権に擦り寄る、懐柔されるのはいけない」とけん制したそうだ。
国民民主党の玉木雄一郎代表は11日、東京都内で記者会見し、自民、公明両党との実務者協議再開を巡り、賃上げや子育て支援策の実現に意欲を示した。「与党に強く訴えかけ、早期実現を目指す」と述べた。立憲民主党の泉健太代表は札幌市で記者団に「政権に擦り寄る、懐柔されるのはいけない」とけん制した。
自公国の実務者は週明けにも会合を開く。3党協議は昨年、燃油価格高騰対策を協議し、価格抑制策で一致するなどした後、中断していた。
泉代表は「政権に擦り寄る、懐柔されるのはいけない」というが、玉木雄一郎代表のコメントを見ると、国民民主党が先導していくように見える。ましてや、政策実現のために与党と議論を行うことが批判の対象となるとは思えない。立憲民主党も旧統一教会を巡る被害者救済法案の時には自民党と議論を重ねたではないか。政策の早期実現には与党側と協議してくことが重要だということが分かっているにもかかわらず、相変わらず無茶苦茶な批判をしている。
国民民主党の是々非々を否定するのなら、今すぐ日本維新の会との協調を解消すべきではないか?