林外相、中国気球撃墜について「主権の侵害は許されない」と米国を支持⇒日本領海での主権侵害についても、それくらい強く抗議して下さい
米国上空の中国気球を米軍が撃墜したことについて、林芳正外相が「主権の侵害は許されない」として米国の対応を指示することを明かした。
林外務大臣
「米国政府は本事案について、中国側によって容認しがたい主権侵害が行われたとした上で、自国の主権や国民の安全を守るため、慎重かつ合法的に対処した旨を説明していると承知をしておりまして、我が国としてもこうした米国の立場を支持をいたします」林大臣はそのうえで、「中国側が十分な説明責任を果たすことが重要だ」と改めて強調しました。
なにかと中国寄りと非難されている林外相だが、今回はよく言ったと言いたい……ところだが、日本が侵されている主権侵害について及び腰なのはいただけない。
尖閣付近の領海侵犯や、先日の中国軍測量船の領海侵犯について、外務省はいつものごとく外交ルートを通じて遺憾を示しただけだ。なぜ大使を呼び出して強い抗議をしないのか。
米国を盾に中国を批判することはできるが、日本独自で中国に毅然と抗議はできないのか。日本独自でも腰砕けにならないような強い姿勢を示していただきたい。