急げ賃上げ!中小企業の賃上げについて岸田総理が賃金水準の底上げを目指す!!
我国の喫緊の課題の1つが世界的に見ても低水準だった賃金だ。岸田総理は賃上げを実現しようと奔走している。
大企業の賃上げが数多く報道されているが、肝心要なのは中小企業の賃上げだ。中小企業の賃上げが実現できなければ、賃金水準の底上げには繋がらない。
岸田総理は衆議院予算委員会で、中小企業の賃上げの重要性について言及した。物価高騰に対応するためにも中小企業の賃上げの実現を目指してもらいたい。
岸田総理が言及した中小企業の賃上げ!!
岸田総理が総理に就任して以降、賃上げが政策課題として報道される機会が増えている。岸田総理が賃上げを目指しているということもあり、ユニクロを展開するファーストリテイリング等の大手企業の賃上げが数多く報道されている。
しかし、だ。忘れてはならないのが、中小企業の賃上げだ。
中小企業の賃上げについては1月に次のような報道があった。
原材料などの価格高騰で物価上昇が進み、賃上げの行方が注目される中、城南信用金庫(東京都品川区)と東京新聞のアンケートに、中小企業の7割以上が「賃上げの予定なし」と答えた。
独立行政法人の中小企業基盤整備機構によると全企業の内99.7%が中小企業であり、全従業者数のうち68.8%が中小企業で務めている(参考)。
城南信用金庫らが実施したアンケートは東京都と神奈川県のみであるが738社中72.8%が賃上げの予定がないと回答している。これでは賃金の底上げが実現する可能性は低いと言わざるを得ない。
中小企業の賃上げについて岸田総理は衆議院予算委員会の答弁で次のように語っている。
岸田文雄首相は27日の衆院予算委員会の集中審議で、2023年春闘などでの賃上げについて、「中小企業、地方の企業にも波及させることが重要だ」と述べ、賃金水準の底上げが必要との考えを強調した。
首相は「政労使での会議を含め、賃上げを経済全体に広げるべく具体的に調整したい」と述べ、政府と連合、経済界による「政労使会議」の開催に重ねて意欲を表明。
(出典 衆議院インターネット審議中)
中小企業の賃上げの重要性を認識している岸田総理。一体どのような手を打つつもりなのか。
政労使会議の開催にも前向きな岸田総理。そこで中小企業の賃上げについて新たな策を表明するつもりなのか。
収まる気配がない物価高騰。岸田総理には国民生活を守るためにも、中小企業の賃上げを加速させるべきだ。
岸田総理は経済団体等に対して賃上げを幾度となく要請してきた。要請に加え、是非大胆な税制等とで民間の賃上げの動きを後押ししてもらいたい。賃上げを行いたくても出来ない中小企業を後押しする政策が今必要だ!!!