【自民・佐藤氏が朗報伝える】自衛隊の運搬費増額で、平時の訓練の際にも高速道路が使用可能に
自民党の佐藤正久外交部会会長が朗報を伝えてくれた。
佐藤氏によると、自衛隊の運搬費が54億円増額され、移動時の高速道路の使用が可能になるそうだ。これまでは高速代を節約するということで、演習場への往復は一般道を使っていた。
【隊員にとって朗報、課題が一つ解決→運搬費が54億円増。自衛隊も訓練で高速道路が往復使用可能に】
米軍は地位協定上、高速道路で料金を徴収されずにその料金は自衛隊が負担。自衛隊は予算制約上、演習場への移動時、行きか帰りの片方は高速使えず、長時間、一般道使用等負担大。それがやっと解消 pic.twitter.com/jt9dyuagGF— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) March 2, 2023
ただし、災害派遣であれば無料で高速道路を使えるケースもあった。
「災害派遣中の自衛隊車両は高速道路の料金を支払う必要があるのですか。」とよくご質問をいただくのですが、そのような場合は、災害派遣従事車両証明書というものを料金所の係員に提示することで、高速道路を無料通行できます。 pic.twitter.com/1cNPEpQLLr
— 防衛省・自衛隊 (@ModJapan_jp) July 20, 2018
あくまでも災害派遣中で、災害派遣従事車両証明書を提示する必要があった。これには「平時の訓練の時も無料にならないのか」などという声もあがっていたが、さすがにそれは難しいようだ。しかし、今回の増額で演習場への往復も高速道路が使用できることとなり、移動の際の自衛隊員への負担がかなり軽減される。隊員への負担もさることながら、時間の節約にもつながり、有効的に時間を使えることになる。
他にも自衛隊の待遇を改善すべき点がまだあると思う。ミサイルなどの武器や装備などに目が行きがちだが、隊員の待遇改善をどんどん行って、隊員がいつでも満足に活躍できる環境を整えて欲しい。