川勝知事「静岡県に説明がなく、即やめるべき」とJR東海が山梨県内で実施している地質調査に激怒!!

静岡県の川勝知事がまたしてもお怒りだ。

JR東海が山梨県内で始めた南アルプスの地質調査に対して、「説明がない!」「即やめるべき」と怒っているのだ。

しかし、だ。静岡県曰く「静岡県内の地下水が山梨側に流れ出る可能性がある」と主張しているが、それなら科学的なデータをJR東海側に示すのが本筋ではないか。

科学的データを示さない川勝知事の主張には何一つ説得力を感じない。

川勝知事が地質調査に激怒中!

未だにリニア中央新幹線の静岡工区での着工を認めない川勝知事。JR東海によれば、既に当初予定していた通りの開業は難しい状況になっている。

川勝知事が主張する「水」をめぐる問題だが、JR東海が動いた。山梨県側での地質調査を開始したのだ。この地質調査に激怒しているが川勝知事だ。

川勝知事は記者会見で次のように語っている。

静岡県・川勝 平太 知事 「何を急がれているのかという感じがします。説明するまで、こちらが納得するまで、双方向のコミュニケーションがきっちりできるまでは、工事に着手するべきではない。即やめるべきである」


(出典 静岡県公式YOUTUBE)

引用元 【リニア】JR東海の山梨県内の地質調査に川勝知事が反発「静岡県に説明がなく、即やめるべき」

川勝知事が懸念する静岡県の「水」の山梨県側への流出だが、JR東海はその懸念は想定しがたいと反論している。そして開始された地質調査では、28日時点で次のような報道がなされている。

JR東海は28日、リニア中央新幹線トンネル工事を巡り山梨県内から静岡県境に向けて21日に削孔(さっこう)を開始した高速長尺先進ボーリングの進捗(しんちょく)状況について、県などに報告するとともにホームページ上に公表した。25日までの5日間で50メートル削孔し、静岡県境まで765メートル地点に到達した。湧水はほとんどなかったとした。

引用元 ボーリング50メートル削孔 JR東海報告 湧水ほとんどなし

50メート削孔した時点だが、川勝知事が懸念している「水」はほとんどないというのだ。

この50メートルの削孔の時点では川勝知事の主張とJR東海の主張のどちらが正しいのかと問われれば、間違いなくJR東海の主張のほうが正しい。しかも、静岡県の代わりに調査をしてもらっていると考えれば無駄な税金を使う必要もなくとてもリーズナブルだ。

静岡県は一体どのような科学的なデータを持って「静岡県内の地下水が山梨側に流れ出る可能性がある」と主張しているのか。その主張の検証を税金を使わずに確認するために、是非JR東海には粛々と地質調査を進めていってもらいたい。

そして是非川勝知事には、その科学的なデータを使っていただき記者会見で示してもらい、リニア中央新幹線が問題ないことを説明するサポートをしてあげていただきたい。負の追求だけするなら静岡県内に関わることだけにしてもらいたい。

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