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参院予算委員会での小西氏と高市氏のバトルが話題に。。。新たな追及ネタで、重要課題が置き去りになることだけは勘弁願いたい。




3日の参院予算委員会で、立憲民主党の小西洋之参院議員が独自で入手したとされる資料を基に高市早苗経済安全保障担当相らを追及したことが話題となっている。委員会以降、各メディアもこの話題を一斉に扱っている。

立憲民主党は3日の参院予算委員会で、平成26~27年に当時の安倍晋三内閣が一部の民放番組を問題視、放送法に基づく政治的公平の「解釈変更」を試みたとされる問題に矛先を向けた。経緯を記した総務省の内部文書を入手したと主張する小西洋之参院議員が、岸田文雄首相や当時の総務相の高市早苗経済安全保障担当相らに攻勢をかけた。

「放送法の解釈が政治的な圧力でつくられることが認められていいのか」

小西氏は3日の質疑でこう首相に見解をただした。

首相は「正確性や正当性が定かでない文書に私から申し上げることはない」と反論したが、小西氏は「岸田政権は自分たちに都合の悪い文書は官僚を犠牲にし、噓だという」と畳みかけた。国会で論戦を重ねてきた安倍氏が絡む問題であることを意識し過ぎたのか、首相に対し「安倍総理」と言い間違える場面もあった。

論戦の焦点となっているのは文書の正確性だ。小西氏は総務省職員から受け取ったと主張するが、高市氏は「非常に悪意をもって作られた文書だ」と答弁し、見解は食い違っている。松本剛明総務相は「文書中の発言内容についてかなりの人が認識と異なっている」と述べており、真偽の判断は総務省の調査を待つことになる。

引用元 「内部文書」で高市氏らに攻勢 立民・小西氏

高市早苗経済安全保障担当相が3日、産経新聞の取材に応じ、同日の参院予算委員会で立憲民主党の小西洋之参議院議員が提示した、総務省作成とする文書の中の安倍(晋三)首相との電話会談内容について、在任中の安倍氏とは電話での会談が困難で放送法にも強い関心がなかったとして内容は捏造(ねつぞう)だと強調。文書の作成過程についても「私の電話を盗聴しているのか」などと批判した。

--捏造文書でなければ議員辞職すると発言した

「それはもう捏造でしょう。(そもそも)安倍首相は首相在任中は、いくら電話やメールをしてもかかってこない。何日かたって『何度も電話をもらってたよね』と言われるぐらいだった」

「安倍首相は放送法にも強い関心はなかったので、私と放送法についてちゃんとすり合わせていれば、安倍首相と私の委員会での答弁が食い違うことはなかった」

「どういう作り方をしたらあんな変な文書ができるのか。私のしゃべり方とも全然違う」

--そもそも安倍氏との電話会談内容の文書をなぜ作成できたのか

「日時不明で私が安倍首相と(放送法の解釈について)会話したと書いてあるが、私の電話を誰かが盗聴でもしているのか。驚くべき内容だ」

引用元 高市氏「安倍氏は放送法に強い関心なかった」 総務省文書

はっきり言って、どちらかが嘘をついていることになる。ネット上では、野党支持者とみられる人たちは「高市氏が虚偽答弁をしている」と訴えれば、保守勢力は「小西氏は捏造ネタで追及している」と意見が割れている。現段階ではどちらが真実を語っているかは定かではない。しかし、ネット上では「小西氏は高市氏に辞任を迫ったのだから、自身のクビもかけなければフェアではない」といった意見も出ていた。上記事にもあるが、真偽の判断は総務省の調査を待つことになる。

それよりも、問題視され始めたのがこの投稿だ。

小西氏が添付しているURLの先には、「厳重取扱注意」とされている文書が含まれていた。普通の日本語なら「取扱厳重注意」だと思うのだが…どちらにしても、こんな資料を公に公開していいのだろうか?一般企業でいう「社外秘資料」で、役所でいえば「機密文書」と同等の資料ではないのだろうか。

Webサイト「アゴラ」を運営している池田信夫氏は「「厳重取扱注意」の文書(予算委員会で配布が止められた)をツイッターで公開したのは、国家公務員法違反(秘密漏洩)の現行犯だ」と指摘。

高橋洋一氏「小西文書の違和感」と「厳重取扱注意」について触れていた。

この資料も含め、今後の展開が注目される。しかし、新たな追及ネタに比重が傾き、安保関連、エネルギー問題、少子化問題、経済問題など、重要な課題が置き去りにされるのだけは勘弁願いたい。







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