【玉城知事の訪米】「次官補」以上との面談要求もかなわず、回答も「辺野古が唯一の解決策」と従来通り⇒ネット「やっぱりね」「思った通り」
米軍辺野古基地移設の反対と基地負担の軽減を訴えに訪米した玉城デニー沖縄県知事だが、７日に国務省のジョエル・エレンライク日本担当部長、国防総省のグレース・パーク日本部長代行と面談を行ったそうだ。
しかし、玉城知事の訴えも、回答は前回同様「辺野古が唯一の解決策」とする従来通りの方向性が示されたという。
辺野古新基地建設の反対などを訴えるため米国を訪問している玉城知事は訪米2日目の現地時間3月7日に米国務省の幹部らと面談して基地問題について意見を交わしました。
米・ワシントンを訪問している玉城知事は、現地時間3月7日に米国務省を訪れ、エレンライク日本部長と国防総省のパーク日本部長代行と非公開で面談しました。
玉城知事は辺野古の新基地建設に県民が反対していることを伝えました。米側からは2カ月前に開かれた日米の2プラス2で改めて確認された「辺野古が唯一の解決策」とする従来通りの方向性が示されたということです。
面談では、そのほかPFASの汚染問題について速やかに基地内の立ち入り調査を認めることや台湾有事を起こさないために平和的な外交や対話による緊張緩和に取り組むべきことなどを訴えたということです。
玉城知事「安全保障環境に関する状況が非常に大きく変化しているということもある。その時宜を得てこのように訪米行動ができたことはこのタイミングで良かったと受け止めている」
玉城知事の訪米3日目の予定は米連邦議員などと面会することになっています。
幹部といっても日本向けの担当。沖縄県は外務省を通じて、アメリカ側に日本政府の局長級にあたる『次官補』以上との面談を求めたが、実現しなかった（参考）。体裁よくあしらわれた感は否めない。
ネット上では「やっぱりね」「案の定」「思った通りの返答」といったコメントが投稿されている。
「訪米3日目の予定は米連邦議員などと面会する」とあるが、果たしてどのような議員と面会するのやら？