安住国対委員長「一つの番組でもつぶせるという脅しの解釈が生きているとしたら、岸田文雄首相に『やめなさい』と言いたい」⇒総理も総務相も「従来の解釈変えてない」
放送法が定める「政治的公平」の解釈をめぐり、立憲民主党の安住淳国対委員長が「一つの番組でもつぶせるという脅しの解釈が生きているとしたら、岸田文雄首相に『やめなさい』と言いたい」と述べた。
立憲民主党の安住淳国対委員長は12日、放送法の「政治的公平」を巡り、一つの番組でも判断可能とした事実上の解釈変更を撤回するよう政府に求める考えを示した。札幌市で記者団に「一つの番組でもつぶせるという脅しの解釈が生きているとしたら、岸田文雄首相に『やめなさい』と言いたい」と述べた。
政府は従来、政治的公平に関し「放送事業者の番組全体を見て判断する」としてきた。安倍政権下の2015年に当時の高市早苗総務相が「一つの番組でも、極端な場合は政治的公平を確保しているとは認められない」と答弁。総務省が行政文書と認めた内部資料には、首相官邸側が総務省側に働きかけた経緯が記されている。
だが、松本総務相は「従来の解釈を変えたものではなく、補充性的説明をさせていただき、放送行政を変えたとも認識しておらず」という認識を示している。岸田総理も「従来の解釈を変えることなく、補充的な説明をしたものだ」「報道の自由への介入等の指摘は当たらない」と述べている。安住氏は人の話を聞いていないのだろうか？立憲民主党にとっては解釈が変更されたことにしたいのかもしれないが、実際はそうではない。
事実、サンデーモーニングは打ち切りになったわけでもなく、相変わらず反対意見のゲストを登場させることない。姿勢を全く変えることなく放送が続いている。これについてはどうお考えなのだろうか？そこまで言うのなら立憲民主党がTBSに行き、番組担当や関係者に政府から圧力があったか否かを確認すればいい。それをしない限りは、なかったことをあったかのように騒ぎ立てるいつものやり口にすぎない。
さらに驚くのが、これが「くず０点」などと新聞各社の評価をドアに張り出し、また最近ではNHKに圧力を加えているのではないかと報じられた議員の発言だということだ。