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杉尾氏、高市氏の「私が信用できないならもう質問はなさらないでください」を「質問するな」に切り取り変換したうえで、答弁撤回拒否に「話にならない」。大臣答弁全否定を撤回するのが先では?




15日の参院予算委員会で、立憲民主党の杉尾秀哉参議院議員が、高市早苗経済安全保障担当相の答弁に対して「全く信用できません。あなたの答弁は」と指摘。それに対して高市氏は「私が信用できないならもう質問はなさらないでください」と発言。

杉尾氏は、高市氏が当初、文書について「捏造(ねつぞう)」と述べた発言が、変わってきていると指摘。「大臣の発言を証明するものはまったくない。総務省には文書が残っていて、その文書に沿う答弁をしているが、高市大臣が言っていることは全く根拠がない中で、ずるずる変わっていっている」「全く信用できません。あなたの答弁は」と指摘した。

これを受け高市氏は、不機嫌そうな声色で「私が信用できないならもう質問はなさらないでください」と発言。杉尾氏は「いやいや、この問題の発端は、最初に小西議員が示した内容について(高市氏が)捏造と言い切ったことだ。これが事実なら大臣どころか議員を辞めると。なんで今になって答弁拒否をするのか」と批判した。

引用元 高市氏が一時答弁拒否「私を信用できないなら質問なさらないで」立民・杉尾秀哉氏に不快感

この高市氏の発言が「質問するな」というワードで取り上げられ拡散されている。そんな中、杉尾氏は「話にならない」とツイートしていた。

このツイートには「話にならないのはどちらでしよう?」「「全く信用できない。」と何度も言われたら、そう言いたくなるのでは!」「先に答弁が信用出来ないって言った事を撤回しないと、高市さんは撤回しないでしょ」「貴方が先に信用出来ないと言ってるからです」といったコメントが寄せられていた。

立憲民主党の安住淳国対委員長は「(高市氏の答弁は)憲政史上、例がない。こういう答弁は初めて聞いた。私どもも、どう反応していいか、ちょっと分からなかった」「ちょっと感情的になっている」と指摘。(参考

杉尾氏は「質問するな」と指摘しているが、高市氏は「私が信用できないならもう質問はなさらないでください」と発言している。都合のいいところだけチョイスして変換している。総務省が「捏造を行うような者はいないと信じたい」と発言したことに杉尾氏は「捏造しているような職員はいないと思うと言ってますよ」と勝手に変換して問題視されたばかりだが、またしても都合のいいように変換している。そもそも高市氏の答弁に対し全否定したのは杉尾氏だ。確かに、高市氏の発言は少々逸脱した感はあるが、面と向かって言われればこういう流れになるのは自然だ。個人的にはマッチポンプだと考えている。高市氏の発言を問題視する以前に、真摯に答弁していることに対して「全く信用できません。あなたの答弁は」と全否定する杉尾氏の方が明らかに失礼で問題視されるべきではないだろうか。

高市氏に答弁撤回を求めるなら、杉尾氏が撤回するのが先だろう。







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